その商品は「オリオン・スプラッシュビート」。
缶ビールとしては珍しい、銀色に黒が目立つデザインです。ヤシの木のシルエットが特徴。いかにも南国のビールのイメージです。
発泡酒の部類なのか新ジャンルなのかわかりませんが(最近その表示が曖昧)、値段的には新ジャンルでした(350ml缶がイオンで税抜き1本100円)。
その飲み口はオリオンビールとしては珍しい「苦い」感覚がありました。他にも同じようなテイストを狙ったものもありましたが、今までで一番苦さを感じるオリオンビールのような気がします。味もしっかりあって、へたするとドラフトよりも味がある感覚(そもそもオリオンドラフトが薄すぎ)。しかも炭酸がかなりきつめで、うたい文句通り「刺激×キレ」が強い感覚ですね。
個人的には苦いビールは苦手ですが、このスプラッシュビートはかなり「有り」だと思います。
まぁアサヒ・スーパードライのような「旨み」はありませんが、この強炭酸の口当たりはちょっと面白いと思います。
ちなみに沖縄と奄美エリアでの販売で、おそらく夏をイメージした商品なので、沖縄の夏シーズン(10月まで)は手に入りそうかな?少なくとも夏休みまでは売ってそうな気がします。
正直、同じ夏限定の「夏いちばん」よりは遙かに夏っぽいビールだと思います。あっちは「いちばん桜」のパッケージを変えただけの印象が強かったのですが、今回のこの商品は明らかに他のオリオンビールと異なるテイストですからね。しかも新ジャンルレベルの価格なら、気軽に楽しめます。
ただこの「苦み」と「強炭酸」が万人に受け入れられるか否かは微妙。
個人的には「夏いちばん」はもういいから(いちばん桜と同じだから)、夏専用としてこっちを一押ししたいかな?
