でもその北海道の東に低気圧が抜けて、大陸からの高気圧は本土に大きく張り出しましたね。本土は乾いた空気が入って安定した天気になりそうですが、逆に沖縄はその高気圧の縁にあたるので冬の沖縄同様に不安定な空模様。
昨日の夜ぐらいからは宮古や八重山でも雨。しかも冬らしい中途半端な雨のようです。夏の雨は少し待てば止みますが、冬の雨はホントにしつこい。しかも降るのか止むのかはっきりして!ってレベルですからね。
それも冬型の気圧配置の影響で沖縄近海に前線を伴う低気圧の発生。この前線近くの宮古や八重山では雨になったようです。しかも今後この前線が北上すれば沖縄本島でも南から徐々に雨の範囲に入るかもしれません。当初は今週末の体育の日連休は晴天予報でしたが、今朝の段階では連休前半は不安定な天気。そして連休最終日以降になってようやく晴れ予報。
これは先の前線移動にともなう天気の変化だと思いますので、あながち間違っていない気がします。今週末に行われる那覇まつりの狙い目は最終日かな?といっても大綱挽きは祭り2日目の「10月11日」に開催。でも去年のような台風直撃によって「中止」と言うことはないので、雨がぱらついてもまだ良いかな?って思います。どのみち冬型の気圧配置の際の雨は「小雨」レベルなので、気温が高い沖縄ならそんなに気にならないかも?
しかし昨日は沖縄本島では未だに熱帯夜前後でしたが、何故か宮古や八重山では気温が異常に下がりましたね。昨日の沖縄の最低気温、宮古空港「20.2度」、新石垣空港「21.0度」。ちなみに那覇では25度近い高い気温。これも先の前線が近かったのが原因でしょうか?今朝は昨日ほどは気温は下がっていないようですが、それでも宮古島周辺の気温だけは低め。
ちなみに昨日の日中の最高気温で30度を超えたのは与那国島と波照間島、そして本島北部の名護市街。最高気温は徐々にこの時期らしいものになりましたが、ただ今日以降はこの冬型の気圧配置だと気温はなかなか上がらない気がしますね。まぁ生活するには良い陽気ですが、まだ夏シーズンの沖縄で泳ぐ予定の方はちょっと肌寒く感じるかも?しかも冬型の気圧配置だと海がかなり荒れますので、この連休中での海遊びは要注意です。特に宮古や八重山では本島近海以上に荒れそうなので、できれば泳ぐのは控えて離島観光をメインにして欲しいですね。
でもこの冬型の気圧配置からしても、先の台風23号は確実に沖縄の季節感を変えるものになったみたいですね。そーいえばここ数日はずっと北風ですし、海も荒れ気味。まだ明確な冬の到来を告げる「ミーニシ(新北風)」は吹いていませんが、でもその時期に近い感じがします。
今年は台風到来のタイミングも、梅雨入りも梅雨明けも、全て「1ヶ月前倒し」の陽気が続いていますので、+1ヶ月した11月と考えれば間違っていない季節感。
う〜ん、今年の沖縄の夏シーズンはもう終わりなのかな〜?でも連休最終日以降にまた天気が安定しそうなので、期待しています。
