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2015年08月20日

一番恐れていた進路に?台風15号はかなり厄介かも?



宮古・八重山への台風15号の最接近はもはや避けられない状況になってきましたが、ただその最接近後の進路が徐々に恐れていたものになりそうですね。

「台風15号南西諸島縦断&本土にも最接近?」

直撃するのは宮古や八重山など西の離島としても、本島や奄美も台風の東側が常にかかると、直撃同様の大荒れの天気になります。まぁある程度離れた場所を通ってくれれば影響は少なく済むのですが、ここ最近の予想進路を実進路のズレを見ていると、どうも徐々に東寄りになってきているようです。当初は与那国島と台湾の間を通る予想が、次は与那国島直撃、そして今朝は与那国以外の八重山直撃と、徐々に徐々に東へ。そうなると宮古・八重山接近後のコースも徐々に東寄りになり、最悪の場合は沖縄本島も含めた南西諸島全縦断なんてことも!?(本島→奄美→屋久島)

そして南西諸島のあとはこのままだと本土にも最接近する可能性も出てきました。上陸するか否かは微妙なところですが、ただ本土の西日本や太平洋側では大きな影響が出るかもしれません。正直、台風16号は規模こそ大きいものの本土にはこれ以上の接近は無さそうですのであまり気にしていませんが、ただ台風15号は沖縄だけじゃ無く日本全域に影響を与えそうな進路になりつつあります。夏休みの最終週に影響がありそうなので本土も警戒レベルを引き上げた方がいいと思います。

っていうか先日の台風13号も直撃レベルだった八重山。大丈夫かな・・・

13号は東から西に抜ける進路だったのでまだマシでしたが、今回は真南から迫ってくる最も影響が大きくなるコース。南の湿った空気を大量に引っ張ってくるのでこのままだと大荒れ必至。宮古や八重山はまさにこの週末に最接近。そして本島は最接近こそ週明けになりそうですが、八重山最接近後は長い時間台風の東側にさらされるので影響する時間も長そうです。

既に昨日から沖縄海域の船便に欠航が出るほど海が荒れていますので、今日から1週間は海遊びは止めて欲しい次第です。シュノーケリング抜きにしても流される可能性もあります。台風の怖いところは晴れていて海も見た目は穏やかそうに見えても、海の中の流れは猛烈に速いことがあること。外から見た限りは「泳げる」と思って海に足を入れた瞬間、沖まで流されるなんてこともあります。そこにリーフカレントも関わるともはやどうすることもできません。

この先1週間。せっかくの夏休みで沖縄にお越しの方も、できるだけ海では泳がないようにお願いしたい次第です。もちろん安全対策を十分に行っている管理されたビーチもありますが、それでもできれば泳ぐのは避けた頂きたいものです。

この夏は本土も含めてシュノーケリング事故が多いとのことですが、多くは「慢心」と「油断」。ライフジャケットを着用しなかったり、台風の影響があるのに泳ぐなど、状況判断をきちんとしていれば避けられたものが多い気がします。

無理して泳ぐ安っぽい勇気よりも、泳げそうでもあえて泳がない勇断を!

お願いいたします!!!(沖縄でも本土でも)

(台風関連の記事はコメント不可)
posted by 離島ドットコム管理人 at 2015/08/20-06:20 | 沖縄台風/災害情報
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