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2015年08月08日

台風13号八重山最接近!与那国島では最大瞬間風速「64.7m」!?



もー、何から書いていいか悩むほど台風に振り回されている沖縄です(/_;)

まずは一番沖縄に影響が少ない台風14号情報から。台風13号の落とし物で熱帯低気圧まで発達していた雲の塊が台風14号になりました。名前は「モラヴェ」でフィリピンの言葉で「木の名前」とのこと。小笠原に最接近するものの沖縄方面には来ないみたいですし、本土にもそれほど接近しないと思われますが、ただ南から湿った空気が本土に入るので大気が不安定になったり、猛烈な暑さになったり、間接的な影響はありそうです。お盆休みに入っている方もいると思いますが、8月12日前後の海遊びには注意した方が良いと思います。

そして本題の台風13号。昨日の夜から宮古や八重山に最接近したものの、接近するや否や速度がやや遅めになり、勢力もやや強くなったことにより影響はかなり大きくなってきました。特に最も中心が近くを通ったと思われる与那国島では今日の午前3時台に最大瞬間風速「64.7m」という猛烈な暴風を記録。でも与那国では1994年に「70.2m」という記録があるのでこれでも観測記録にはなりませんでしたが、他のエリアなら確実に観測記録の最大瞬間風速。

他のエリアでも西表島の東部で「51.8m」、石垣島の市街で「49.6m」。波照間島では集落内の計測器が故障して数値がとれておらず空港でも「47.8m」だったのでかなりの数値になっていたのかと思います。八重山の計測ポイントがある全離島で最大瞬間風速が「40m」以上というもの凄い強力な台風だったことがうかがえます。ちなみに宮古は下地島で「30.3m」多良間でも「27.8m」と、宮古と八重山では台風13号による影響は全く違っているみたいです。

そして八重山はこの暴風だけじゃなく雨も猛烈で、結局昨日の降り始めから今でも豪雨が続いていて、午前7時時点で24時間の降水量が西表島で「270mm」、波照間島で「250mm」、与那国島で「240mm」、石垣島で「200mm」と、まだ猛烈な雨具続いているにもかかわらず既にこの数値。

まさに「暴風雨」。

停電エリアも宮古島は1500世帯に対して八重山では6000世帯以上でその数は今後、もっと増えていくと思われます。特に台風に最も近い与那国島では当分猛烈な豪雨が続きそうなので、降水量はさらに多くなると思われます。宮古は既に雨雲群から抜けていますが、八重山はもうしばらくこの暴風雨は続きそうです。昨日の時点では昨日の夜から今朝までがピークかと思いましたが、朝になってもそのピークは越えておらず、午前中いっぱいぐらい続くのかな???

台風情報はリアルタイムに変わってきますので、ブログではこの程度にしておき、あとは「Facebookページ」や「ツイッター」で情報発信できればと思います。


当初はもっと猛烈な台風が予測されていて接近前から恐怖を感じていましたが、その後急速に勢力を落として進路も八重山の南を通過しそうな勢いに落ち着きましたが、結局八重山にかなり接近する進路になってしかも発達。今シーズン一番の台風になってしまったと言えるでしょう。風も雨も今シーズン「最強レベル」。今日中には通過して八重山を解放させてあげたいものです(/_;)

まだ8月なのに9月の台風シーズンピークのようなこの勢力。9月が恐ろしくなってきます・・・

(台風関連の記事はコメント不可)
posted by 離島ドットコム管理人 at 2015/08/08-07:19 | 沖縄台風/災害情報
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