前の記事でも触れましたが、昨日の「7月29日」に2015年の梅雨が全エリアで明けました!
まさに「明けましておめでとうw」。
特におめでたい出来事ではないのですが、梅雨ってどうしてもネガティブな印象があるのでそれが終わると嬉しくなりますね。まぁ沖縄は公式には「6月11日」が梅雨明けでこれでも平年より「12日」も早かったわけなんですが、実際は6月初旬には明けていましたからね。宮古や八重山に至っては5月末には梅雨明け状態だったので、梅雨明けのうれしさはもう忘れている段階ですが、こうして他のエリアも梅雨明けになるとなんか嬉しいですね。
ちなみに2015年の梅雨明けはこんな感じだったようです。
・沖縄 6月11日ごろ(平年より12日早い)
・奄美 7月15日ごろ(平年より16日遅い)
・九州南部 7月17日ごろ(平年より3日遅い)
・九州北部 7月29日ごろ(平年より10日遅い)
・四国 7月24日ごろ(平年より6日遅い)
・中国 7月20日ごろ(平年より1日早い)
・近畿 7月20日ごろ(平年より1日早い)
・東海 7月20日ごろ(平年より1日早い)
・関東甲信 7月19日ごろ(平年より2日早い)
・北陸 7月21日ごろ(平年より3日早い)
・東北南部 7月26日ごろ(平年より1日遅い)
・東北北部 7月29日ごろ(平年より1日遅い)
こうしてみると全国的には平年並みの梅雨明けだったみたいですが、逆に沖縄や奄美、そして九州四国などより南に近いエリアは平年とはかなり食い違う梅雨明けだったようです。まぁ今年に関しては7月初旬から延々「台風モード」だったので、梅雨明けが遅くなったエリアは確実に台風の影響によって気圧配置の安定が遅れたのかと思います。奄美に関しては奄美諸島までは沖縄とほぼ同時期に梅雨明けしていたのですが、この梅雨のエリア設定が「奄美」といっても奄美諸島だけじゃなくトカラ列島も含めているので、そのトカラがなかなか梅雨明けにならなかったので奄美全体が猛烈に遅い梅雨明けとして位置づけられてしまいました(/_;)
ちなみに2015年の梅雨入りはこんな感じ。
・沖縄 5月20日ごろ(平年より11日遅い)
・奄美 5月19日ごろ(平年より8日遅い)
・九州南部 6月2日ごろ(平年より2日遅い)
・九州北部 6月2日ごろ(平年より3日早い)
・四国 6月3日ごろ(平年より2日早い)
・中国 6月3日ごろ(平年より4日早い)
・近畿 6月3日ごろ(平年より4日早い)
・東海 6月8日ごろ(平年と同じ)
・関東甲信 6月8日ごろ(平年と同じ)
・北陸 6月19日ごろ(平年より7日遅い)
・東北南部 6月26日ごろ(平年より14日遅い)
・東北北部 6月27日ごろ(平年より13日遅い)
こちらは沖縄もそうでしたがめちゃくちゃ(笑)。沖縄は5月中旬と平年よりかなり遅い梅雨入りになっていますが、実際は4月中旬には既に梅雨状態で、むしろ5月の梅雨入り発表後より前の方が雨が多かったですしね。そして梅雨明け発表後に台風やプチ台風が沖縄に多く到来し、梅雨以上に雨が多かった・・・^^ゞ
もはやここ数年の沖縄ならびに本土もそうなのかな?この「梅雨」という概念が無くなりつつありますね。本土も今年の梅雨は例年のような「しとしと」雨が降り続く感じでは無く、台風の影響によってでしたが沖縄みたいなスコール的な降り方が多かった見たいですからね〜。これもまた温暖化による影響なのかな???
そして全国的に梅雨明けになると沖縄はいよいよ台風シーズンに突入!って感じです。本土が梅雨明けってことは太平洋高気圧が北寄りに移動するので、赤道付近で発生した台風が沖縄方面にやってきやすくなります。でも8月はまだ台風は少なめで後半になると徐々に増え、そして9月は「台風シーズンピーク!」って感じ。そしてそのピークは何故か毎年「体育の日連休(沖縄へ台風接近の特異日)」まで続きます。
梅雨が終われば今度は台風。しかも最近の台風は本土に行くことが多いので沖縄だけの話じゃないんですよね・・・
とりあえず沖縄は先日の台風とプチ台風のおかげでかなり水事情は改善したので、あとは定期的な台風で海水温の上昇を抑制してくれるといいですね。台風が来ないと海流が停滞する場所では海水温が上がる一方で、海水温が上がると珊瑚が死滅したりしていろいろな影響があります。沖縄はいろいろな意味で台風と共存しているのでこれから先も「ほどほどの台風w」を期待しています。強烈なのは勘弁ですので^^ゞ
2015年07月30日
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