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2015年07月12日

台風9号は過ぎても強い影響残る沖縄。そして11号はヤバイ進路?



沖縄からは台風が遠ざかりましたが、しかしとにかく風が強いまま。海も大荒れなのでまだ欠航便が出そうですね。今回は風台風と読んでいましたが、ここまで風の影響が長引くとは予想していませんでした。

今日もまた1日風が強くて波も高い状態が続きそうなので、沖縄旅行中の方は特に海の近くでは常に警戒モードで。

ちなみにこんな波が高くて流れも速いさなか、昨日いた某離島では沖まで泳いでいる無謀な人がいましたね。あれはいただけませんね〜。ああいう海を甘く見る人が事故の原因となるので、そんなくだらない荒れた海で泳ぐ勇気よりも、泳がない決断をする勇気の方が大切だと思いますので、っしう行為は絶対にやめて欲しいものです。

しかも昨日のその海は湾状の海ではないので見た目でも表層波が立っている状態。要は見た目で十分海に入っては危険と分かる状態でそういうことをするのは迷惑なものです。潮が引いたときに現れる沖の砂浜まで渡ったらしいですが、渡ったタイミングはよくても戻る際に少しでも潮の干満で潮位が増していたら流れも増して戻れないってこともありますので、絶対に台風が来て2日間は泳ぐだけじゃなく海に入ること自体も控えて欲しいものです。

事故が起きるとそこにいた人だけじゃなく様々な人に迷惑をかけますので、絶対に台風直後の海には入らないで欲しい次第です。

はっきり言って「格好悪い」です!!!


っと言う感じで沖縄からは台風9号は遠ざかったものの、まだまだ色濃く影響が残っています。船については航路次第ですが9号は大陸までは行かずに北上を開始しましたので、奄美〜鹿児島航路ではまだ影響がしばらく続きそう。

しかもそこに今度は台風11号が北上してきそうなので、あとはこの2つの台風の間隙をうまく縫って船を出せるか否かですね。なにせあまりに欠航が続くと島への物資が滞ってしまいますので、とにかく1回だけでも船を出すことに意味がありますのでどうかこの2つの台風の間隙ができることを願うばかりです。


そして気になるのはこの2つの台風ともに本土への影響。

正直台風11号は沖縄への影響は軽い間接的なものだけで済むと思いますが、本土に関しては台風9号による間接的でも強い影響がありそうですし、台風11号に関してはまだどうなるかわかりませんが「本土直撃」なんて可能性も!?

しかも予想では西日本に直撃する可能性を示唆していますが、どこに最接近するかまだ分からないものの、台風はその中心の東側に多大な影響をもたらしますので、西日本側へ行くとすると東日本にも大きな影響が出るかもしれません。

今回の台風9号も宮古と本島の間を通過しましたが、明らかに本島の方が風も雨も影響が大きかったですからね。

そこに加えて本土の場合は山がありますので、南から入った湿った空気がその山にぶつかると、沖縄以上の豪雨になる可能性もあります。

まだ進路も影響する時期もわかりませんが、今週の本土は台風9号だけじゃなく11号からの影響を警戒し続けないといけないみたいですね。

そういう意味では一過性の台風9号が接近した沖縄の方が楽だったかもしれません。

最近、よく気象予報士やニュースキャスターが使う言葉ですが今週の本土はこの台風からの影響に対して「最大限の警戒」をした方がいいと思います。そして併せて「できる限りの備えや準備」をしてください。

特に台風11号は9号を遙かにしのぐ強力なものになりそうなので、慣れないかと思いますが今週は本土の方はみなさん台風情報を読んで警戒レベルを上げて欲しい次第です。


沖縄に関しては問題な「波」だけで、先の話のように船の欠航ですね。

特に台風11号が近くを通る大東島への船はどこまで欠航続きになるやら・・・(イヤな予感がします)。

とりあえず沖縄近海を台風9号は通過しても、台風情報のアップはしばらく続きそう(/_;)

(台風関連の記事はコメント不可)
posted by 離島ドットコム管理人 at 2015/07/12-05:02 | 沖縄台風/災害情報
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