昨日のスコールはまさに梅雨末期のような感じだった沖縄。
沖縄の梅雨って序盤はそんなに雨は強くないものの降っている時間は数時間に及ぶ場合もあるのですが、梅雨の終盤になるとまさに「スコール」という感じの局地的でかつ短時間の雨が多くなります。
そして雨が上がればすぐに晴れたり日差しが戻ったりする、とにかく「メリハリ」が明確にある天気。
昨日も西表島西部では1時間に50mmもの豪雨だったものの、同じ西表島の東部では20mmにも満たないレベルで、石垣島に関しては10mmにも満たない降水量。宮古島では平良市街では強い雨があったものの、空港周辺ではちょっとの降雨しか記録してませんし、本島に関しても北部の東村や国頭では30mm前後の雨でしたが美ら海水族館がある本部半島では降雨無し。
つまり昨日は北部でも辺戸岬方面へ行ったら豪雨でしたが、水族館方面なら雨無しって感じだったんですよね〜。
あと本島周辺の離島でも久米島や粟国島は雨無しだったものの、慶良間諸島では那覇同様に夕方にかなりのスコールがあったようなので、先の八重山同様に島によってもかなり雨の状況は変わっています。
まぁそういう局地的な雨の降り方はまさに梅雨末期って感じなので、本来は6月も23日ぐらいが梅雨明けなんですが、ここ最近の沖縄のこの雨の降り方や日差しの強さを見ていると梅雨明けが近いような気がしてなりません^^ゞ
まさかの6月初旬で梅雨明け?
でも気圧配置図を見ると今後梅雨前線は北上して九州ぐらいまで移動しそうで、もしかすると九州地方の梅雨入りの可能性もありますね。週間天気予報でも九州や四国など西日本ではこの先の天気がかなりイマイチ。
逆に沖縄の天気は那覇こそまだ曇り予報が多いものの、八重山では晴れマークが並んでいます。
といっても九州でも南部は平年「5月31日」に梅雨入りで、九州北部や四国でも「6月5日」に梅雨入りなので、今週中に梅雨入りしてもおかしくないんですよね。
ただ九州が梅雨入りすると沖縄の梅雨明けがすぐ近くってことになるので、そうなるとただでさえ梅雨入りが遅かった2015年なので平年6月23日が梅雨明けだとすると梅雨期間が非常に短くなってしまいます。
一見「梅雨が短いのはいいことじゃん?」って感じるかもしれませんが、沖縄の場合、水事情はこの梅雨と台風に完全に依存していますので、どちらも少ないと確実に水不足に陥ってしまいます(/_;)
ここ最近の集中豪雨のおかげで沖縄本島のダム貯水率は50%を割り込みそうだったものが64%まで回復しましたが、それでも平年は70%を越えているのでかなりの水不足傾向。なにせ去年同時期は80%を越えていましたし、この6月でも去年はさらに雨が多くて最終的な梅雨明け段階ではダム貯水率100%。
さすがにそこまで雨は要りませんが、ただ今の60%台の貯水率では9月以降の台風シーズンまでまとまった雨があまり期待できないことを考えるとかなり厳しい水事情。
でも昨日の雨もしかり、今朝も含めてここ最近の朝晩の猛烈な暑さからしても梅雨明けが近い感じがしてなりません。
ちなみに沖縄の梅雨明け発表は実際に肌で梅雨明けを感じてからおおよそ1週間ぐらいあとに出されますので、昨日あたりから梅雨明けを感じていたとすると今週末かな〜^^ゞ
まぁ梅雨明け発表はあくまで「海開き宣言」と同様のイベントみたいなものなのであっても無くても特に何も変わりませんけどね^^;
2015年06月02日
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