昨日、奄美地方の梅雨入りが発表され、昨日あたりから沖縄も梅雨っぽい空模様、そして空気感になってきたとはこのブログでも綴りましたが、今朝の雨でどうやら梅雨入り発表を気象台は決定したみたいです。
2015年5月20日午前11時。沖縄地方の梅雨入り発表。
まぁあくまで「梅雨入り発表」は沖縄の「海開き」と同様で、特にそれが無ければ何かが始まらない訳でも無いですけどね^^;
既に沖縄でも宮古や八重山では4月中旬ぐらいから梅雨状態でしたし、那覇でも梅雨の気候になったり、梅雨前のうりずんになったり、梅雨明け後の気候になったりと、まぁいろいろな季節感だったこの4月後半からの1ヶ月でしたね。
ちなみに平年の沖縄地方の梅雨入りは「5月9日」なので平年よりも「11日」も遅い梅雨入り。でも11日梅雨入りが遅くなったからといって梅雨明けも同様に遅くなるわけでは無く、梅雨明けに関しては平年でも「6月23日」となっていますが、この時期はほとんど毎年変わりません。しかも実際の梅雨明け状態は6月中旬には始まっているので、実情と発表には1週間近くラグがありますので、さらに梅雨としての期間は実際のところ短いかもしれませんね。
ただ気になるのは梅雨よりも梅雨明け間際の6月上旬に毎年のようにあるアレ。
「超ウルトラスーパー集中豪雨(笑)」
でもホントそう例えたいぐらいの集中豪雨が何故か沖縄の梅雨明け間際に毎年のようにありますね。
基本、梅雨期間はそんなに降水量は無いのですが(降っても局地的かつ短時間なので)、この集中豪雨で梅雨期間の大部分の降水量をたたき出す感じですからね。
まぁこれがもし無いと水不足になっちゃうのですが(/_;)
でも水事情には必要不可欠な集中豪雨ですが、台風のような暴風による被害は無いものの、あまりの降水量が故に土砂災害に毎回見舞われます。特に南部の南城市や中部の中城あたりは特定の場所が毎回土砂災害になります。あと那覇でも以前、首里の鳥堀町でマンションの地盤が緩んで建物が斜めになったこともありますので、那覇でも丘陵部では油断できません。
ただ今年の冬は例年なら雨が多くて「雨季」って感じなのですが、雨が全く降らずに完全に現在の沖縄本島は水不足傾向。
なのでこの梅雨の雨ならびにその集中豪雨が無いと次は9月の台風シーズンまでまとまった雨が期待できません。
正直、沖縄の水事情はこの梅雨の集中豪雨と秋の台風の2つが大きく左右するので、今日、梅雨入りした沖縄ですが被害が無い程度の雨は期待しなければなりません。
ちなみに今日、梅雨入り発表されましたが、例年のことなんですが梅雨入り発表直後は雨ですが、翌日ないし数日後からは「梅雨入りしたの?」ってぐらいの晴れ模様が続くことが多いんですよね。
でも今年はその梅雨入り発表が例年より10日以上も遅いのでいつもの年とは異なるかもしれませんが・・・
平年の梅雨明けは「6月23日」。
実情は6月中旬には梅雨明け状態になるのですが、この梅雨明けは毎年あまりずれないので、今年も例年通りを期待しています。
なぁ東北以外のほぼ全域で梅雨入りしないと沖縄の梅雨明けは無いですけどね^^;
水不足傾向なので被害が無い程度の梅雨の降水量を期待しています。
<沖縄の梅雨入り発表情報>
2015年05月20日
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