昨日は遅い新年会wで帰宅が午前様になっちゃいましたが、まさにそのタイミングで衝撃のニュースが飛び込んできました・・・
スカイマークエアラインズ破綻。
いわゆる「民事再生法の適用申請」とのことですが、実質的な倒産。負債総額「約710億8800万円」と上場企業の大規模倒産。同時に3月1日をもって上場廃止。
今回の破綻はLCCとの価格競争もさることながら、やっぱりエアバス問題が大きいんでしょうね。A380の違約金問題のみならず既に就航済みのA330もあまり収益には寄与していないと言いますので、「円高倒産」ならぬ「エアバス倒産」という印象が強いです。
もちろん不採算路線などの経営も大きな影響があると思いますが、気になるのは沖縄便。中でも離島便の今後が気になります。
まだ那覇〜石垣便はソラシドが3月末から就航してスカイマークとほぼ同価だから運賃はそのままだと思いますが、競合が少ない那覇〜宮古便はスカイマークが撤退するとまたあの昔の2〜3倍の運賃に戻ってしまいます。
もちろんまだ「民事再生」の状況なので再生案自体なんですが、ただJALの時もそうでしたが航空会社の破綻時はとにかく不採算路線が切り捨てられるので、離島便はそのやり玉にあがる可能性が高そうなんです。
どうなる?離島便(ToT)
酔いが覚めるどころか今朝はかなり寝不足のはずが、この衝撃のニュースのおかげ?で完全覚醒^^ゞ
しかも現在スカイマークで予約・支払い済みの便もありますし、またタイミングが悪かったのか昨日予約してまだ支払っていない便もあるので、どうしたものかと悩んでしまいます。もちろん民事再生中は通常運行すると思いますし、予約時の運賃が変わることはないと思いますが、どうしても心配は払拭されませんからね。
何よりスカイマークの社員さんは最も心配だと思います。
先の不採算路線からの撤退だけじゃ無く、それに伴うリストラの可能性もありますので・・・
それにしてもこの破綻に伴っていろいろな話が出てきましたが、まさは空港に支払う着陸料も数億円単位で滞納していたとは驚きでしたね。エアバス問題だけじゃ無く、根本的に経営に問題があったんですね。
今回はJALの時と違って純粋な民間企業なので、JALほどの支援が期待できないので今後どうなるか心配でなりません。
もちろんJALのように破綻を乗り越えて再上場なんて可能性もありますが、何よりこれでJAL/ANAに次ぐ「第三極」が全て破綻ないしそれに近い状態に追い込まれたことになりますね。これは確実に「国の航空政策」の失策だと思います。
どうか消費者(国民)が不安にならないように「JAL同様」に国からの支援も期待したいものです。
でも離島便の存廃への影響はありそうですね・・・(/_;)
(コメント不可)