覚醒したときに見た時計が12時半ぐらいだったので実際は3時間半だったかもしれませんが、リアルに2年前の今日が「あの日」だったのです。
3時間超の大手術
まぁこのブログやホムペをずっとご覧頂いている方には今さらの話かもしれませんが、2年前の4月末に某離島で骨折し、その事実を知らないまま飛行機で那覇に戻って近所の整形外科へ行ったら「パックリ折れています」と言われました。そこからはわずか数時間で転院・入院まで至り、手術当日まではベッドの上からピクリとも動けない状態で過ごしました。ベッドからの移動はもちろん不可でベッドの傾斜も30度以上禁止とされており、手術当日まではまさに「寝たきり」。入院前日まで離島に居たのにね・・・(離島でもまともに歩行できませんでしたが・・・)
しかも今と同じGWまっただ中もあって手術部門は休みですぐに手術できず。激痛と闘いながら病室で3日間過ごし、2年前の今日にようやく手術。人生初の手術と全身麻酔なのでした。でも手術室自体は建築士時代に大病院を設計した経験があるので入ったことはあるものの、自分がその手術を受ける側になるとはリアルに夢にも思いませんでした。ちなみに手術中の麻酔がかかった状態で夢は見ません。落ちるときは一気に真っ暗になり、覚醒するときは視界が点から徐々に広がっていく感じでした。
しかしその2年前の今日から始まる壮絶なリハビリ生活。本気で辛かったです。
ただ去年の11月に2回目の入院と2度目の手術をし、その時は1時間ほどあっちの世界へ行っていましたが、その手術で体内に埋め込んでいる金属を完全除去。とはいうものの現在もその埋め込んでいたあとの穴は残っていますが、年単位で徐々に徐々に塞がってくるとのこと。何よりその金属が入っていた部分の痛みが除去後はほとんど消えたこともあり、あの「一歩踏み込むごとに走る痛み」がなくなったのは嬉しいばかりです。
とはいうものの2年前の1ヶ月半にも及ぶ入院で落ちきった筋力はまだ再生できていませんが、こちらも徐々に体力も筋力戻ってきている段階です。
ってことで2年も経過しましたがその2年前に埋め込んだ金属を初公開!!!もちろんその金属は体の中から除去し病院で洗浄したものなのでグロくはありませんのでご安心あれ。この金属埋込系の手術は基本的に除去した金属をもらえるらしく、通常ならボルト程度のものなのでまた同じようなことにならないようにお守りにする人が多いらしいですが、私のものはお守りどころか凶器になるサイズ。正直なところ処分に困る大きさですw(全長26cm/重量120g)

これを2年前の今日に体内へ埋め込み、その後1年7ヶ月もずっと体の中に入っていたんですよね…(去年の11月末に除去)。ちなみにこの金属が入った状態のレントゲン映像も除去後のレントゲン映像も執刀医からもらいましたがあまりにエグイので非公開。また手術の段取やリハビリや費用についてのレポは気が向いたら備忘録的に綴りたいと思います。同じような怪我した方に参考になると思いますからね。
とにもかくにも2年前の今日は3時間ほどあっちの世界へ行っていましたが無事に戻ってきた印象深い日なのでした。この「5月1日」は一生忘れることはないでしょう。
ちなみにあの時は4/29が土曜日で4/30が日曜日だったので大手術は5/1になってしまった次第です。
@4/26離島で骨折
A4/27那覇戻りも休診日
B4/28診察・転院・即入院
C4/29土曜日で手術できず
D4/30日曜日で手術できず
E5/01骨折から6日目でようやく手術
看護士さんみんなに「よくこの骨折で6日間も痛み我慢できたね」って手術後に言われまくったww(骨折の中でも最も痛い折れ方だったみたい)
