宮古・八重山はここ数日雨が降ったり止んだりの状態も、那覇など沖縄本島は連日晴れて空気も超乾燥状態でしたが、昨日夜明け前から久しぶりの雨でどうにか肌も落ち着いています。といっても雨は降ったり止んだりしているだけでまとまった雨は無いものの、それでもリアルに「恵みの雨」でしたね。
ただ冬の雨は降る前は夏模様で、降った後は一気に真冬モードになるのが特徴。
雨の前の金曜日は那覇でも夏日に迫る「24.7度」まで気温上がるも、昨日は正午でも20度に届かず(19.9度)。なので真夏の花・サガリバナも雨の前の夏模様の中開花も、日中になっても気温が全く上がらなかったので、まさかの日中でも散らずに残っていました。
背景が黒い写真は夜明け前の午前6時とかのもので、背景が緑の写真は午後0時の正午のもの。そもそもサガリバナは明るい時間はほぼ散ってしまい、日中は散らない花でもしおしおになっちゃうので見た目もイマイチ。でも昨日は夜明け前のものも正午のものも花がピンと伸びた状態のままでした。日中のサガリバナでこんな状態なものはあまりお目にかかったことないですね(ピンとした状態があっても午前7時とか8時でギリギリ)。
サガリバナも雨前の開花するタイミングでは「夏」と思っていたのに、いざ開花したら日中の方が気温が低くて散るに散れないといったところでしょうか。そもそも12月も間もなく中旬になるのにまだ真夏の花が咲いているという異常な状況。いくら南国沖縄でも12月にもなってこれほどまでサガリバナが元気に開花しているのは異例中の異例です。もは沖縄でやサガリバナは真夏だけの花ではなくほぼ通年の花になっているのかな?でも今年の真夏の時期は離島に短期移住していたので、今年の真夏の那覇での開花状況は知りませんが・・・
その代わりこの時期ならではのトックリキワタは平年通りに開花。去年がこの時期に全く咲いていなかったので心配でしたが、今年は無事に本来の今時期に開花しています。ただトックリキワタの花も12月はもう終わりの時期となるので、現在の那覇市街でも徐々に葉トックリになりつつありますけどね。
そして初冬の花・トックリキワタが終わればいよいよ桜シーズンへ。といっても12月の開花はいくら温暖な沖縄でもなく、去年は1月11日が個人的には「いちばん桜」。といっても一輪咲きで、花がいっぱい咲き誇る桜らしい光景は1月後半以降かな?まぁ1月といえば桜より沖縄だとヒマワリの時期なんですけどね〜(本土の季節感と全く違います)。
基本的に沖縄では高木(桜/トックリキワタ/サガリバナ)が開花していない時期は得てして低木の花がよく咲きますね。ハイビスカスやブーゲンビリアはほぼ1年中開花も、高木が咲かないスキマ時期によく開花する印象があります。那覇市街にはブーゲンビリアの名所的な場所が多いので、桜もトックリキワタも望めないこれからの時期は、ブーゲンビリア探しでもすっかな?
その前に冬の沖縄は雨季なので、今朝も雨が降っていましたが日中はせかっくの日曜日なので雨なしでお願いしたいものです。