真夏ならまだしも11月も中旬を超えてまさかの「レインボー」。つまりのところ夏のようなスコールや天気雨があったって証拠で、本来の11月ならほとんど望めない光景。それだけ今の沖縄が天気も空気感も「真夏」という証拠なのかもしれません。さらにスコールは何度もありましたし、スコールの後はカラッと晴れて真夏のような刺す日差しまで復活するし、外に出ていてヘロヘロになるほど。単なる歩きなのにトップスが汗でびっしょりなのでした。そして昨晩も日没後でまだ27度もあるし、今朝も夜明け前に猛烈なスコールあるも気温24度と平年の日中の最高気温レベル。暑さの度を超えている今の沖縄です。
でも那覇の雨はスコール程度で済みましたが、昨日はまたしても与論島と沖永良部島で猛烈な豪雨。与論島では1時間に15mmレベルの雨が何時間も続いたようですし、沖永良部島に関しては与論島以上の猛烈な雨雲群が通過もアメダス壊れて降水量計測不能。もはや奄美群島の気象は沖縄以上に滅茶苦茶です。
ただこの原因は台風25号によるものではなく、どうやらその25号によって南から湿った空気が入り奄美近海にプチ台風的雨雲群が発生。それが停滞して豪雨がひたすら続く状態になっているみたいです。さらにそこに台風25号でも来たりしたら・・・
まぁ奄美群島だけではなく沖縄本島も今朝の豪雨しかり他人事では無いんですけどね。はたして来週の沖縄そして奄美はどうなるか?台風情報まとめました。
TY27W/台風25号/元94W
(台風25号「ウサギ」日本の言葉でうさぎ座/兎)
台風25号は一瞬、台湾西に抜けそうになるも台湾南で急旋回。台湾と沖縄の海峡方面へ進み、その先で今度は停滞。ほぼ動きが止まっています。反面、パワーダウンし台風としては勢力保てなくなるかもしれませんが、雨雲群はこの海域に延々残りそう。結果、台湾と沖縄でも西に位置する八重山ではひたすら雨モードになるかもしれません。既に与那国島では延々雨っぽい。さらに今後は奄美近海のプチ台風との相乗効果で広域に活発な雨雲群が発生するかも?
プチ台風
奄美に豪雨をもたらした雨雲群。いったん東へ抜けるもあまりに範囲が広大で沖縄本島までその雨雲群広がり今朝は那覇でも豪雨になる。偏西風に乗ってくれれば徐々に東へ移動も、逆に台風25号が台湾近海にいると偏西風とは逆の空気の流れになるので移動せずにさらに発達する可能性も。この2つの挟まれた沖縄・奄美は今後も不安定な天気が続きそう。
TS25W/台風24号/元93W
(台風24号「マンニィ」香港の言葉で海峡の名前)
くっきりとした台風の目が現れるほど発達した台風24号。今朝の中心気圧は940hPaで今後はさらに発達して930hPaになるとのこと。その状態でフィリピン直撃。沖縄にはおそらく影響ないものの、フィリピンはかなりヤバイレベル。ただ移動速度が速いので足早に西に抜けてくれれば被害も最小限になるかも。
新たな台風リスク
ほぼ消滅。台風24号と台風25号で本当の台風シーズン終了を願います。