2024年11月15日
離島フェア2024速報レポート!マンネリ化は否めないが北大東島のアレが一押し!
雨が降ったり止んだりする中、離島フェア2024へ行ってきました。といってもメインは屋内会場なので雨はほとんど気になりません。ちなみに屋外にあるのは離島食堂なるブースのみで、外食を一切しないので個人的には特に用事無し。屋外会場はぐるっと一周だけしてきました。
そしてメイン会場である屋内練習場へ。予想はしていましたが中はエアコンなし。そして昨日も真夏の空気感で中は蒸し風呂状態なのでした。中では至る所で団扇を配っていましたがどのみち長居する気はあまりなかったのでスイスイ会場内を移動。
メインとなる入口は北と東もどちらも会場マップの上側。
北から入ってすぐにあったのが宮古でその奥に八重山、さらにその奥に本島周辺離島という感じです。ただ会場の一番奥に奄美コーナーもあって1ヶ所のみでしたが意外と充実。今回は奄美大島と喜界島と徳之島で他の離島関連は無かった気がしましたが、奄美定番のミキはありましたw
反面しょぼかったのが宮古で八重山が29ブースに対して、宮古はたったの7ブース。しかも多良間島はそこそこ充実も他の離島は見ていても痛くなるレベルの品揃えの悪さ。インバウンド依存の顛末の印象でしかありませんでした。
逆に八重山はブースも多いですし品揃えも抜群。さらにあのキャラも至る所で見れましたしね。もはやあのキャラは竹富町だけではなく八重山全体のキャラの印象がありますね。ちなみにその竹富町のブースは1ヶ所のみで泡波こそあったものの全般的にはイマイチでした。
今回の八重山エリアは与那国島のブースが多く、しかも中央の最も目立つ場所に並んでいました。しかも品揃えもいっぱいで何度見ても楽しかったです。といっても与那国島は工芸品がメインで試食ものは無かった気がしましたけどね。
そして会場のもう半分は本島周辺離島エリア。今回は久米島と粟国島が目立っていましたが、残念ながら水納島や瀬底島や津堅島など小さな離島のブースは無かった気がします(久高島はあり)。でもその本島周辺離島エリアの中で今回の離島フェア「唯一」気になる商品を発見!
北大東島の「月桃せんこう」
蚊取り線香的なものなんですが、気になるのはそのお香の匂い。もしかするとあの独特な月桃の匂いがするのかも?もしそうだったら「買い」だったのですが、いろいろ話を聞くと月桃を使っているものの月桃の香りはしないらしいので残念。でも今回の離島フェアの中で目にとまったのは会場を3周してこれだけでしたね。どうしても「またアレか」的なものが多くて新鮮さが最近無い離島フェア。定番ばかりの品揃えなのでした。
ちなみに今回は友人のお土産用に何点か購入も無難なジャム(久米島)と黒蜜(与那国島)のみ。試食もほとんどしませんでした。でも今回は食料品こそマンネリも、工芸的な物産はいろいろあって楽しい離島フェア2024。
ってことで今回の離島フェア2024は食に関しては定番ものばかりでマンネリですが、工芸品などはいろいろ面白いものがありましたので工芸品メインで見て回るのがおすすめかも?個人的に一押しの渡嘉敷島のあのブースもありましたしね。
離島フェア2024年は11月15日(金)から開催で、11月16日(土)と11月17日(日)まで開催。全日ともに午前10時開場で閉場は金土が午後7時までで日曜は午後6時までなので要注意。詳しくは離島フェア2024公式HPにて!ちなみに個人的には初日のみで土日は行く予定ありません。なので次のイベントは来年1月の「花と食のフェスティバル」かな〜?日程も既に決まっていて2025年1月18日(土)と1月19日(日)の2日間です。会場は離島フェアと同じ奥武山公園の屋内練習場から奥武山公園駅までの駐車場にて。あと64日ですw(わずか2ヶ月後)
11月前半は観測史上最高の暑さ!台風25号の影響もまさかの与那国島近海で停滞?
その原因になっていそうな台風25号は中心気圧こそ985hPaと大したことないものの、台湾南でスピードダウンして急旋回。その影響も徐々に遠くまで広がっているようで、沖縄にも湿った空気が入ってきているようです。さらに沖縄だけではなく本土にもその影響はあるようで気温が高いばかりか九州南部には雨雲群も発生。西日本から沖縄にかけて台風の影響が広がりつつあるようです。
そして沖縄は台風本体の雨雲群がゆっくりと接近もまさかの与那国島近海で停滞。今後は勢力がかなりダウンし台風としては消滅している可能性はあるものの、雨雲群が消える訳ではありませんので沖縄海域は長時間台風ないし元台風の影響にさらされそうです。
それにしても朝晩も暑いですが日中も那覇でこそギリギリ真夏日を逃れて「29.3度」でしたが、下地島では11月の観測史上最高の「31.1度」まで気温上昇。さらに宮古・八重山では各地で30度以上の真夏日を記録。11月初旬ならまだ夏の空気が残っているのでわかりますが、11月も中旬でこの気温は異常の度を超えています。
<昨日の沖縄各地の最高気温(平年比)>
下地島31.1度(+4.7)
宮古島30.8度(+5.3)
多良間島30.6度(+4.2)
石垣島30.4度(+4.1)
西表島30.4度(+4.5)
波照間島30.2度(+4.1)
与那国島29.9度(+4.4)
久米島29.7度(+4.2)
南大東島29.7度(+3.7)
北大東島29.5度(+3.3)
名護29.4度(+4.5)
那覇29.3度(+4.1)
今後は台風接近に伴い不安定な天気になれば多少の気温上昇は抑えられるものの、逆に台風が沖縄海域の雲を持って行ってしまい、天気的に良くなれば昨日以上の気温になるエリアもあるかも?今日から那覇で「離島フェア」開催で会場がエアコンなしの屋内だけに暑さが気になります。混雑するとモロに蒸し風呂状態になるので、行くとしたらササッと行ってササッと帰るのがベターかな?そもそも最近の離島フェアは単なる物産展になり、新商品など真新しいものがほぼ皆無。さらに試食も減って面白みがほとんどなくなってきているんですよね。長居したくでもあまりにつまらないので長居できないのが現実なのでした。
でも本来は来週末開催のはずで訳あって行けませんでしたが、急遽今週末の開催になって行くことができそうです。(奥武山公園のスケジュール表では離島フェア準備が来週末になっていた)
とにもかくにも今週末なら台風の影響はまだ無さそうなのでイベント開催にも問題無いとは思いますけどね。むしろ来週末の方がヤバかったかもしれません。スピードが超遅い台風25号。そしてその後の中心気圧950hPaと超ヤバイ台風24号にその後の台風リスク。はたして今月後半の沖縄海域はどうなるか?台風情報まとめです。
TY27W/台風25号/元94W
(台風25号「ウサギ」日本の言葉でうさぎ座/兎)
昨日の米軍情報で強力な台風こと「TY」をさらに越えるスーパーな「STY」まで認定されビビりましたが、今朝は「TY」に戻るものの依然強力な状態で台湾南部へ。本来ならそのまま西に抜けるはずも台風25号は何故か北上。台湾南部をかすめて沖縄海域へゆっくりと進みそうです。しかし偏西風が北過ぎて本来なら北上とともに一気に東へ移動も与那国島近海でやや停滞傾向。今後どういう動きをするのか全く予測できません。むしろ停滞台風はろくなことが無いので心配です。
TS25W/台風24号/元93W
(台風24号「マンニィ」香港の言葉で海峡の名前)
現在の中心気圧は「992hPa」ですが、フィリピン接近前には11月中旬の台風としては異例の「950hPa」まで発達。沖縄から離れた海域を通過しても影響は入ってきそうです。そもそもこの台風が直撃するフィリピンがかなり心配。どうしても2013年11月初旬の台風30号(死者行方不明者8000人超)を思い出してしまいます。あのときもフィリピン接近前は970hPaだったものが、直撃直前に一気に905hPaまで発達。今回はそれ以上の950hPaで接近とのことなので心配になります。
新たな台風リスク
昨日ほどのヤバイ状態ではありませんが、未だに残る雲の塊。今シーズンの台風発生時期を考えると11月後半になっても油断できません。