日曜日の光景。空の青色の濃さもさることながら雲が完全に「夏雲」。さらに気温も11月も中旬になるのに最高気温が「30.2度」の真夏日で最低気温も「25.3度」の熱帯夜。日中の日差しも強烈で気温と日差しだけからすると6月末や7月上旬の「梅雨明け直後」の感覚。もう季節感が訳分かりませんわ・・・
しかしこの暑さの原因は3つの台風では無く、沖縄近海にいるプチ台風によるものっぽい。現に昨日は南風でしたし(台風なら東風になるので)、風もそんなに強く無いので明らかにプチ台風の影響かと思います(プチ台風は風が強くないので)。
なんか11月にもなって夏バテしそうな雰囲気。っていうかせっかく11月になって涼しくなってきたと思ったのに、この週末から一気に夏の空気感。平年並みの気候は何時になったら来るんでしょうね。。。
ちなみに平年の気温は「最高25.2度/最低20.6度」と昨日の沖縄より5度も低いらしいです。
そして今朝も最低気温25度のほぼ熱帯夜。ただ昨日の夜から風向きが変わり徐々に北風に。おそらくプチ台風が東へ抜けたことで風向きが変わったんでしょうね。台風のような強風は無いものの、風が渦を巻いているのでプチ台風が移動すれば風向きも変わります。なので今日の沖縄は蒸し暑さからも多少は解放されそうですし、不安定な天気も心配しないで済むかもしれませんね。何より猛烈な豪雨だった沖縄本島北部や奄美群島南部はようやく落ち着いた天気になりそうです。
ただここまでの話はあくまでプチ台風によるもので、残りの3つの台風+1つの台風のタマゴはどういう影響を与えるのでしょうか?まぁ天気的な影響はほとんどないと思いますが、先日の台風22号同様に「波」の影響が気になるところ。といっても離島行きの船には当分乗る予定はありませんが・・・
台風が3個とか4個とか暇な気象予報士は騒いでいますが、台風よりも本土の太平洋側の「猛烈な雨雲群」を騒いだ方がいいと思うのですが・・・
ってことで台風以外の情報も含めた台風情報まとめました。
TY24W/台風22号
(台風22号「インシン」中国の言葉で木の名前)
雲としてはほぼ消滅。そもそも沖縄から完全に離れて行っているので注意する必要無い存在。といっても個人的には高波の影響をモロに食らいましたが・・・(先の乗船動画)
プチ台風
台風以上に厄介だったプチ台風。どうにか東へ抜けたようで沖縄は北風に変わりました。大東島が少し影響残るも本島北部や与論島/沖永良部島のような猛烈な豪雨にはなっていないと思います。ただプチ台風は通常の台風のように明確に移動しない可能性もありますので雲が消滅するまでもうしばらく注意が必要。
猛烈な雨雲群
沖縄・奄美に豪雨をもたらしたプチ台風とは別に猛烈な雨雲群が本土の太平洋側へ。本州や四国などの陸地には擦る程度かもしれませんがそこそこ荒れそう。さらに伊豆諸島はこの雨雲群が直撃する可能性もあるので注意が必要かも。
TS26W/台風23号/元92W
(台風23号「トラジー」北朝鮮の言葉で桔梗)
日本海域には影響無さそうですがフィリピン直撃コース。首都のマニラにも影響ありそうな進路です。ただ台風自体は机上だと暴風域をともなっていますが、雲のサイズはそれほど大きく無く台風の目も無いので、沖縄同様に台風慣れしているフィリピンなら問題無くやり過ごせそうな気がします。フィリピンでは注意が必要も沖縄は波など間接的な影響も注意しなくていいかな?
TS25W/台風24号/元93W
(台風24号「マンニィ」香港の言葉で海峡の名前)
マリアナ諸島のはるか東にいるものなので今後どうなるか読みにくい台風24号。台風22号や台風23号のように単純に西へ移動すると思われますが、その間にどこまで発達するか注意が必要。ただ進路は北上することは無さそうなので、グアムなどマリアナ諸島は注意が必要ですが日本海域への影響は無いとは思うのですが・・・
94W/台風25号のタマゴ
(台風25号「ウサギ」日本の言葉でうさぎ座/兎)
米軍情報でも台風25号のタマゴの一歩手前まで警戒レベルアップ。しかも場所的に少しでも北へ移動すると沖縄海域に間接的な影響もありそうなので、今後の発達次第ですが注意が必要かも。まぁどの台風も同じような進み方(西へ移動)するのである意味予測しやすい台風たちですけどね。騒ぐほどではないと思いますw