既にYoutube垢では公開していますが、ついにホムペでも「史上最悪の大シケ乗船」の動画を公開しました。今回はあまりの大シケで外のデッキに出ることが一切できず、船内の座席からの撮影になりましたがそれでもその臨場感というか大揺れぶりはわかると思います。しかも動画最後に何かが崩れる音が船内で響き渡っていましたがw(船内に居たときは波の音で気づかなかった)
ちなみにその動画も座席に座った状態での撮影でしたので、水平線の位置も角度も揺れに合わせて動きまくっていたので、動画編集の際にできる限り水平線を同じ場所にしてみました。動画の外枠の動きで揺れっぷりがわかると思います。
しっかし、以前の古い船ならまだしも、離島のフェリーの中でも最新鋭に近い船でこの船内の揺れっぷりはハンパないですね。横揺れを緩和させる装置もあったと思いますが、それでもこの振幅の大きさ。さすがに高速艇のように宙に浮く場面こそありませんでしたが、波の底に落ちる際はもの凄い振動が船内に伝わってきて正直怖かった。しかも4時間航路を5時間15分もかけることになったので、この揺れも通常よりも多かったはず。
結局到着地に着いたのは午後9時(通常便なら午後2時)!まぁ出航は午後3時でしたので、予定通り着いても午後7時でしたけどね。(出航45分遅れ・船自体1時間15分遅れ)
まさに渡難!
ちなみにこの時の海の状況なら通常だと確実に欠航だったと思います。でも今回はある理由があってどうしても運行せざるを得ないようで今回のような大シケの中の運行になったみたいです。確か前に同じような猛烈な状況を体験した際も同じ理由があった気がします。(以前の旧型船での動画)
「牛車」
つまり牛を運ぶ船だったみたいで簡単に欠航するわけにはいかなかったみたいです。もしこれがなければ欠航だったんでしょうが、牛さんを運ぶために大シケの中でもまだマシなうちに運行させたみたいです。その牛さんはこの大シケの揺れは大丈夫だったのかな?人間は最初は波の様子を動画撮っていたりしていましたが、30分もすると動きがピタリと無くなり逆にトイレに行く人が異常に多くなっていたw(トイレに嘔吐用の流しあり)
とりあえず滅多にできない経験だったのは事実でしたので、まぁ良い経験だったと思うようにします。
そしてその大シケの原因となった台風22号。本体はフィリピン西に抜けましたがそのしっぽの雨雲群が沖縄海域に思いっきりかかっていて、昨日はかなりの大雨になりました。さらにその背後には台風リスクが3つもあるし、この先の沖縄海域はどうなっちゃうんでしょう?
台風情報まとめも何時まで続くのやら・・・
TY24W/台風22号
(台風22号「インシン」中国の言葉で木の名前)
フィリピン上陸するも中心気圧は970hPaまでしか下がらず、台風の目が残るほど勢力も強いままの台風22号。結果、沖縄海域の波も高い状態が続く。でも風は幾分収まってきているので波も徐々に落ち着きそう。ただ沖縄海域には台風22号のしっぽがかかっていて、特に沖縄本島・奄美海域には活発な雨雲群が残っています。もはやプチ台風状態でしばらく停滞しそうな雰囲気。
プチ台風/台風22号の落としもの
沖縄本島海域は沖縄の中でも台風22号から遠く、台風本体からの影響はもともと少なめもまさかの台風22号の落としものが停滞。もはやプチ台風状態で活発な雨雲群が停滞中。特に今朝は沖縄本島北部〜与論島〜沖永良部島では警報レベルの豪雨に。プチ台風はなかなか動かないのでこの雨は長引きそう。
92W/台風リスク/元90W
台風22号のあとを追うかのように西へ移動。雲の形はほぼ台風も米軍情報では警戒レベルまだ低め。そのまま発達せずに西に抜けてくれることを願っています。
93W/台風23号のタマゴ
マリアナ諸島東にある気になる雲がついに米軍情報ではレッドゾーンへ。台風23号になる可能性あり。まだ沖縄海域から遠い場所にあるので今後の進路も発達も予測しにくい。はたしてどうなるか?
94W/気になる雲
新たに台風リスク認定も他の92Wと93Wにパワーを奪われ消滅傾向。特に警戒しなくても良いレベルかもしれません。