昨日は久しぶりに青空が全く望めない1日でした。でも午前は雨なしで風もなかったので、海も穏やかで泳ぐ人もチラホラ。また船も今のところ通常運行で、昨日の段階では物流停止も無さそうです。台風18号が当初の予想のように北上していれば離島の物流は超期間停止でしたからね。なにせ9月は半月近くは台風の影響でまともに船が運行しなかった気がしますので、もうこれ以上は勘弁という感じです。
しかし午後は猛烈な豪雨が延々続き、離島の道は至るところで冠水。実際に少しだけ外に出る機会がありましたが、普段は水溜まりもできない道がビーサンでくるぶしまで水に浸かる状態。もちろん最初から足が水に浸かることを想定していたので濡れても気になりませんでしたが、知らずにスニーカーや普通の靴で歩こうものなら悲惨な状態になっていたことでしょう。ただ離島の冠水は引くのも早いので、夕方以降ふたたび外に出る機会がありましたがその時は水溜まりすら無くなっていました。
この豪雨が延々続く原因は台風18号ではなくプチ台風。「風が無くひたすら豪雨で長く続く」というのはまさに典型的なプチ台風の特徴。はたして週末の離島ならびに沖縄はどうなるか?プチ台風をはじめとする気象情報まとめました。
TY20W/台風18号
備忘録:台風18号「クラトーン」タイの言葉で果物の名前サントル
台湾上陸後に消滅。台風本体の雨雲群もどこかに消えてしまった感じです。しかし台風の影響で沖縄海域のプチ台風が活性化。最も台風18号に近かった与那国島では24時間の降水量が10月の観測史上最大の250mmを記録。台風18号は直接的な影響よりも間接的な影響が沖縄としては大きかったようです。
プチ台風
24時間の降水量が10月の観測史上最大になった与那国島を初めとして、このプチ台風の影響により各地で豪雨になったみたいです。西表島では140mm、下地島では130mm、与論島では110mm、沖縄本島でも読谷村で85mmもの豪雨になりました。しかし那覇では24時間で8mmと同じ沖縄本島エリアでも地域によって豪雨の差がかなりあったみたいです。そして今朝は沖縄海域に北西にあって雨雲群も北西エリアに点在も、昨日ほどの猛烈で広大な雨雲群ではないので、今日は猛烈な豪雨は無い気がする。むしろプチ台風に向かって南から湿った空気が入るので夏模様になり晴れる可能性も。(希望的観測)
秋雨前線的雨雲群
こちらも未だに本土の太平洋側に活発な雨雲群あり。東海地方や南関東は警戒が必要かもしれません。
99W/台風リスク
日本海域の南にあった3つの気になる雲の内1つが米軍情報で正式認定。雲がかなり広大でかなり気になる。台風19号まで発達するか否か?
気になる雲
赤道近くにある気になる雲。日本からかなり遠いので今のところ気にする必要は無いかも?
とにもかくにも昨日の午後の豪雨が凄かったです。でも猛烈な豪雨になればなるほどその後の回復も期待できるので、今日は2日ぶりの晴天を願いたいものです。できればキレイな海の色も楽しみたいですな。グレーな空と濁った海の色は離島には似合いません。
ただ問題は延々沖縄海域に停滞するプチ台風。台風まで発達してくれればどっかへ移動してくれるのですが、プチ台風のままだとなかなか動かないので厄介。この先も沖縄はこのプチ台風に悩まされそうな気がします。早く本来の10月らしい爽やかな晴天と空気感になることを願います。