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2023年03月10日

「花より団子」ならぬ「海より花」の今の沖縄。めっちゃカラフル

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昨日の那覇市街。至る所でカラフルな光景を目にした。もちろん「花」の話。特に意図して通った場所じゃないのに、様々なカラフルな花を発見しました。おかげで寄り道だらけで、予定よりかなり時間がかかっちゃいましたけどね。

まずはオレンジ色。



最初は名前分かりませんでしたが、この画像を検索にかけたら一発で名前出てきた!

「カエンカズラ/火焔葛」

まさに火焔のごとく色鮮やかなオレンジ色の花ってことで納得の名前。でも同じ火焔でも「カエンボク」は高木でオレンジ色ももっと赤っぽくて濃い。このカエンカズラは低木で民家の軒先で薄オレンジ色に咲き誇っていました(写真はそれがはみ出した部分)。ちなみに学名は「フレーミングトランペット」と長いので和名で覚えておきます。



そしてすぐ近くには初夏の花「ラッセリア」。和名「ハナチョウジ/花丁字」。

こちらはラッセリアの方が覚えやすいので和名より学名で呼んでいます。でもこの花は本来なら梅雨入り後に開花する花なんですが、まだ3月も上旬で開花はかなり早い。といっても4月の沖縄はすでに梅雨なので、平年より1ヶ月弱早い程度ってことになります。そもそもラッセリアは沖縄だと「雑草扱い」で、開花してもすぐに刈られちゃうのでなかなか発見しにくいんですけどね。



こちらはもう開花時期が過ぎてしまい、どこも枯れ木状になってきている「モモイロイペー」。

那覇の街路樹に多いものの、開花すると1週間もしないうちに全部散っちゃいます。なのでモモイロイペーの銘木がある旧沖縄県立図書館のものも1週間前は満開も今日は1輪も残すこと無く全て散っていました。このモモイロイペーは別の場所のものです。



こちらも那覇市街に多い「キバナイペー」。

でも黄花は街路樹よりも民家の軒先に多い。モモイロイペーより開花期間が長めの印象ですが、こちらも開花するとすぐに散ってしまう系。ただ色合いが派手なので遠くにあっても必ず発見できます。逆にモモイロは桜と勘違いすること多し。



言わずと知れた「カンヒザクラ」も残りわずか。

この桜はビルの谷間にあるもので、日差しが午前の短い時間しか差し込まないことが功を奏し、この3月になってもまだ開花しています。日当たりが良い場所の桜は100%葉桜って感じも、日影になりやすい場所なら探せばまだ桜も見つかるかも。



最後は水辺の「ベニゴウカン」。

梅雨入り前の花で色の鮮やかはさ今回の中でもナンバーワン。しかも水面に映る青空とのコントラストでさらに鮮やかに感じます。それにしても何度見ても「真っ赤なサガリバナ」にしか見えない。まぁサガリバナは朝になると散っちゃうけど、ベニゴウカンは何日も咲いて終わるときは散らずに萎む感じですけどね。


そんな感じで今の那覇市街はまさに「カラフル」。そしてこの後に開花するものは何故か白系が多いんですよね。4月「テッポウユリ(純白)」、5月「ゲットウ(光沢の白色)」、6月「サガリバナ(黄色系の白とピンク系の白)」、そして既に開花し始めている夏の花「ハマユウ」も白い花。そういう意味でもこの3月が1年で最もカラフルな時期かもしれませんね。

こうもいい天気続きだと外に出ているのも楽しいです。今の沖縄は個人的に「花より団子」ならぬ「海より花」の沖縄って感じかな?


posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/03/10-06:21 | 沖縄の服装/天気
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