今日は夏至ですが、ここまでの6月の沖縄は、もー、めちゃくちゃ!
土曜日は宮古の下地島で「34.2度」、そして日曜日は八重山の与那国島で同じ「34.2度」。平年よりも4度も高く、そしてどちらも6月の観測史上最高気温。
そもそも沖縄の気温は、山がないから本土のようなフェーン現象が起こらず、数値としては気温はそんなに上がりません。5年前までは2001年8月の那覇の「35.6度」が観測史上最高気温と、今の本土ではアタリマエのような気温が1年を通して観測史上最高でした。とかく離島は自然が豊かで風も抜けやすく、それほど気温は上がりませんでした。
しかし2016年の7月5日に宮古の下地島が「36.1度」を記録し、それ以降は沖縄でも35度台がアタリマエになりつつあります。とかく最近は宮古・八重山などの離島の気温が異常に高く、なんだかおかしなことになっています。そーいえば以前の夏の離島なら、民宿でも窓を開けっ放しにしておけば、エアコンなしでも十分就寝できたな〜(それ故にコインクーラーで十分だった)。鳩間島での窓どころか障子も全開で雑魚寝したのが懐かしいw(民宿なのにほぼキャンプ状態)
でも今は宿選びでも「エアコン無料」じゃないと、とてもとても割が合わない暑さ。下手すればエアコン代で1泊+1000円になりかねませんからねw
もちろん島で生活されている人も、ここ数年の電気代は半端ないと思います。離島の宿に泊まる際は島の人の苦労も察して「無意味なエアコン点けっぱなし」は止めましょうね(部屋から出たら必ずエアコンオフ)。
しかしこの夏の沖縄の気温。この様子だと台風以外で下がることはなさげ。ここ数日の那覇も天気こそイマイチでも、日差しなしにも関わらず今年最高気温を毎日のように更新。先の話のように数値的な気温は真夏の本土のようなものになることはないものの、平均気温としては2021年はおそらく記録的な高さになりそう。既に5月の平均気温は観測史上最高の島が多かったですし、この6月も特に宮古・八重山では記録的な平均気温になっていそうです。
はたして今日も宮古・八重山では6月の観測史上最高気温が出てしまうんでしょうかね〜。
ちなみに今日の沖縄は天気的には本島海域にはスコール雲が点在しているので日差しは無さそうですが、宮古・八重山には雨雲群がほとんどありませんので、今日もまた6月としては記録的な暑さになりそうです。
まぁ那覇も宮古も八重山も「+1ヶ月」で考えれば「平年並み」なだけなんですけどねw
でも1ヶ月先となると7月後半は本来なら「台風シーズン」。ここ数日、米軍情報でもグアム近海で台風のタマゴ「94W」
をチェック中。サイズこそまだ小さいですが、周辺が完全に真夏の空気になっているので、今後発達する可能性もありそうです。
本気でヤバくなったら適宜レポートします(まだそのレベルではありません)。