台風情報は後半に綴ることとして、まずは今朝の沖縄は・・・
あり得ないほど暑い!
6月初旬でこの空気感は、沖縄生活長いけど那覇では初めて。宮古・八重山でも今朝の那覇のような空気感だったと思います。でも那覇以上にその宮古・八重山は暑かったはずですけどね・・・
<夜明け前の各地の気温>
#那覇27_8度
#宮古島27_4度
#石垣島28_5度
あと今朝っていうか昨日から南風が猛烈に強いものの、その風も完全に「熱風」で、吹けば吹くほど暑く感じるもの。梅雨明け後に吹く夏至南風ではなく、砂漠の熱風のような風でしたね。結果、窓を開けても全然涼しくならず、むしろ湿度を上げることになるので窓を開けた方が暑くなるかも。
台風3号による恵みの雨も那覇など沖縄本島は当分期待できませんが、ただ八重山ではまさにその台風3号が直撃中で、気温も一時的に下がる島もあるかもしれませんね。でも台風3号直撃といっても、かなりパワーダウンしていて雲の範囲も限定的。でも中心付近には猛烈な雨雲群があり、与那国島は直撃モードだったみたいです。
<与那国島の夜明け前後の豪雨/2時間
#与那国島祖内87mm
#与那国空港91mm
でも風は最大瞬間風速で12m/s程度と、夏至南風より弱いw
今回の台風3号は純粋に「雨のみ」で済みそうなので、島に接近しても警戒するよりも「恵みの雨」としてクールダウンや水事情改善を期待したいですね。ただ海は少し荒れ気味で、八重山海域では3〜4mと、外洋航路は欠航レベル。まぁ外出禁止レベルの今の八重山なので、大きな影響はないと思いますけどね。
ちなみに台風3号は与那国島近海は通過済みのようで、既に与那国島では台風通過後に吹く「北風」。今後は南風のエリアで突然の豪雨があると思いますので、注意したい次第です(那覇の熱風はもちろん南風)。
でもホントに注意して欲しいのは、沖縄ではなく本土の太平洋側。台風として消滅しても、雨雲群は残っているので、予想進路の北側のエリアでは警戒して欲しい次第です。特に「太平洋側で北に高い山があるエリア」は、台風によって南風湿った空気が入り、山にぶつかって豪雨になりやすいので明日以降は警戒して欲しい次第です。
ホントに気象庁などの台風情報は、机上で台風として消滅してしまうと情報を一切出さなくなるのは考えものです。台風として机上では消えても雨雲群が消えるわけでもなく、油断を誘うだけ。結果、水害などで被害が出るので、台風が理論上消滅しても情報は出し続けて欲しい次第です。もちろんこのブログでは「雨雲群が完全消滅」するまでは、延々情報を追い続けますけどね〜(でも沖縄がメインで本土接近以降は少しおざなり傾向w)。
とにもかくにも台風3号は図でも描いているとおり「小粒」なので、足早に過ぎ去ってくれれば、接近しないエリアでは影響も最小限で済みそうです。