- 1月7日の人日/七草の節句
- 3月3日の上巳/桃の節句
- 5月5日の端午/菖蒲の節句
- 7月7日の七夕
- 9月9日の重陽/聴くの節句
節気や節句において沖縄は、もはや別の国って感じです。まぁ沖縄はかたくなに旧暦にこだわっているからなんでしょうが、そのくせ新暦の正月だけはきっちり休むことは解せませんが・・・(さらに旧正月も休むし・・・)
なので今日の「桃の節句」こと「ひな祭り」は特に何も変化がない沖縄です。スーパーで無理矢理その系のものを販売も、誰も目にもとめませんからね。ひな壇も公共施設で無理矢理設置しているだけで、その飾り方もルール無法。階段状に置けば良いだけと勘違いしているものばかりです(それ置くか?ってものまで置かれている沖縄のなんちゃってひな壇)。そーいえば七夕も季節感的には沖縄でも同じなのに、本土のような笹飾りはほとんどなく、ひな壇同様にルール無法のなんちゃって笹飾りばかりですからね。
本土で慣れしたんだ節気も節句もないのには少し寂しく感じます。それに旧暦については逆にこっちが無関心だし、結果、沖縄では全ての節気も節句も旧暦も何もない状態です。
でも海を見て生活していると、旧暦の方がしっくりくるのは確か。旧暦は月の満ち欠けで決まるので、海の潮位に直結しますからね。中でも旧暦3月3日は、俗に「浜下り」と呼ばれる昼の潮位が大きく引く日。逆にこの浜下りまでは潮位があまり引かないので、浜下り前の冬に「百合ヶ浜」や「浜島」へ行くのは無謀と言うことですからね(冬の百合ヶ浜をおすすめしている馬鹿ライターも居ますが…)
2021年「浜下り(旧暦3/3)」は4月14日です。
まだ1ヶ月以上先ですね。でも4月中旬にもなれば沖縄は確実に夏の気候なので、浜下りするには良い時期。浜下りとは大きく引いた海の干潟に下りること。健康祈願がメインですが、引いた干潟で磯狩りとかもできますからね。
ちなみに去年の浜下りは「3月26日」で、まさにコロナ第一波直後。まだ市中感染前だったので、浜下り自体はそれほど抵抗ありませんが、今年の浜下りはどういう状況なんでしょうね。
なにせ全国的には地方都市なら感染者0人のところも多いのに、沖縄は昨日も17人(=東京人口比122人相当)と、沈静化にはほど遠いレベル。さらに死亡率高いし(全国ワースト死亡率?)、2021年は浜下りの雰囲気ではないかもしれませんね。あと1ヶ月半。状況はどっちに変わるか・・・(改善?悪化?)
浜下り時期に与論島へ行きたいな〜(もちろん百合ヶ浜目当て)
