
台風4号は当初の予想より東寄りに進んだ分、旋回をともなったことでスピードダウン。夜のうちに八重山を通過と予想するも、台風の最接近は今朝の6時前後だったみたいです。最接近ポイントは「西表島」で、ほぼ上陸したんじゃないかな?まぁこの「上陸」という観念は無意味なのでこれ以上は書きませんが、今朝の午前5時とか6時の時点で西表島は「台風の目」的な雨雲群の間隙に入ったみたいです。
この「台風の目」的な部分が接近するタイミングが最も風が強く、朝の段階で西表島東部の最大瞬間風速は「37.9m/s」。まぁこの程度の数値なら大きな影響は無いと思います。
朝の段階での沖縄各地の最大瞬間風速
#西表島東部 37.9m/s#石垣島 36.4m/s
#波照間島 34.4m/s
#下地島 28.8m/s
#多良間島 26.2m/s
それでも停電はやっぱり起きてしまいますけどね。
といっても八重山の島々で最大でも「1100世帯」。その半分超が西表島東部なので、今回の台風は予想通り大したこと無さそうです。ただ台風通過後にともなう「台風のしっぽ」による猛烈な豪雨が、今日の午前いっぱいは八重山で懸念されます。午前9時の段階で、八重山の与那国島以外の島々は猛烈な豪雨のようです。
でもこの豪雨も大地や海をクールダウンしてくれるので、まさに恵みの雨。そもそも離島の場合は、雨水はすぐに海に流れるので、豪雨でもそれほどの影響は無いと思います。冠水しても毎回する場所のみだと思いますので慣れっこだと思いますしね。
台風4号は机上では「西表島直撃」となりましたが、でも今回の台風は雨雲群もそれほど密じゃありませんし、風も大したことなかったので、沖縄(宮古・八重山)にとっては都合のいい「恵みの台風」で終わりそうです。
反面、沖縄本島にはその恵みが届かなかったので、今後も猛烈な暑さが続きそうです。でも台風の直接的な影響は無くても、波は沖縄本島まで届いていますので、海の浄化としては多少なりに恵みがあったとは思います。まぁ沖縄本島は台風どころの騒ぎじゃありませんが・・・(全国ワーストの新型コロナ感染率)
