
勝手に“沖縄の三大グルメイベント”の最初に行われるのが、毎年10月末に開催「沖縄の産業まつり」。名前は堅いですが、実際は「沖縄特産品市」なので、グルメが充実している訳です。一昨年は3日間ともに台風で中止でしたが、去年は無事開催。そして今年も無事に開催された次第です。その初日、早速会場をくまなくチェックしてきました!
川沿いエリア(オキハム/沖縄製粉)

<壺川駅から奥武山公園駅まで続くエリア>会場は奥武山公園の大部分を使ったもので、モノレールの「壺川駅」からも「奥武山公園駅」からもアクセスできます。でもおすすめは壺川駅側。橋を渡った直後にたくさんの特産品ブースが並んでいます(奥武山公園駅側はメイン会場まで遠い)。

<壺川駅側入口一等地にオキハム!>そのメインの入口のすぐ脇の一等地。今年は個人的にも注目の「オキハム」。肉製品の試食も豊富ですが、なんと言っても市価400円前後のものが4個で1000円という激安セール開催。

<今年も4個で1000円激安肉製品(通常なら1600円分)>中でもこのブログでも何度も紹介している「
沖縄しまの匠(モモベーコンブロック)」。今年もいの一番に4個1000円で購入。食料品なので増税の影響はないものの、値上げされていないか心配でしたが、今年も無事に4個1000円で購入できました。

<便は悪い場所だが人気の沖縄製粉ブース>そしてもう1つ注目なのが「沖縄製粉」。ここではなんといっても揚げたてサータアンダギーの販売です。

<プレーン/黒糖/ココアのサータアンダギーとポンデQ>しかし今回から「紅芋」味がなくなり、「プレーン」「黒糖」「ココア」の3種類。そしてポンデリングの食感のサータアンダギー「ポンデQ」の4種類を販売。早速全種類購入し、ポンデQだけは3個買って、そのまま食べ歩き。めっちゃ美味しい!ホントにこのポンデQは、普通にお店で売って欲しいレベルです。

<オリオンビールのブースもありドラフト300円/発泡酒250円>またオリオンビールのコーナーもあり、ドラフト300円、発泡酒250円とリーズナブル(那覇まつりでは400円/300円)。あとクラフトビールなのか「75BEER」というものもあり400円でした。ちなみにすぐ近くに「沖縄明治」のブースがあり、アイスクリームもソフトクリームがコーンでもカップでも1個100円と激安。特にソフトクリーム100円は超お得でしたが、行った時は準備中で購入できず…
川沿い/テニスコートエリア(焼き物市/琉球ガラス)

<国道331号線側に琉球ガラスアウトレットあり>川沿いのエリアですが、壺川駅入口からは離れたエリアには、雑貨系が多いです。国道331号線側(空港側)には琉球ガラスのアウトレットがあり、正直なところ国際通りの半額以下で、国際通りよりアウトレットなのに高品質なものが手に入ります。そもそも国際通りのものは外国で造られたばった物の「琉球ガラスもどき(偽物)」ばかりなので…

<奥武山公園駅側にある焼き物市>奥武山公園駅側には焼き物市会場あり。なんと半額セールもやっていました。まぁこの手の半額セールは通常価格を高めに設定したものが多いのが現実ですが…

<半額セールで30万円の巨大シーサーが15万円?>中には巨大シーサー1個30万円のものも半額対象でした!どうやって持って帰るのか謎でしたがw(50cm以上の大きさ)
ありんくりん市(離島を含めた市町村特産品)

<離島フェアより楽しい「ありんくりん市」>国道331号線側の芝生広場周辺で開催「ありんくりん市」。離島も多く出店する市町村特産品販売コーナーです。離島フェアさながらで、さらに沖縄本島も出店しているので、沖縄のありとあらゆるエリアの特産品を吟味できるエリアです。ちなみに先の壺川駅近くの遊歩道エリアは企業が主体で、ここは小さなお店が主体という棲み分けです。

<ヤマネコのかぶり物で西表島からも出店!>離島からの出店も多く、八重山からもいっぱい出店されていました。中でも西表島からは、離島桟橋でも売っているヤマネコのかぶり物をしている人もいて盛り上がっていました。もちろん西表島をはじめとする特産品もいっぱい。

<恒例の石垣牛「焼肉金城」も出店!>石垣牛でお馴染みの「焼肉金城」もいつも通り出店。石垣牛の大きな塊を惜しみなく焼いていました。周辺は焼肉の匂いが充満w

<泊いゆまち「海賊焼き」の名前が最高!>個人的には今回は「海賊焼き」というネーミングに目を奪われました。武道館近くの「泊いゆまち」ブースで販売。大400円、小300円とリーズナブル。その正体は、マグロのあぶり焼き。シンプルですが、皮や軟骨がそのままで結構ワイルドw(海賊だけに)
サブグラウンドエリア(工業用品/墓石/野菜)

<那覇まつりではライブ会場だったサブグラウンド>遊歩道エリアとありんくりん市の間にあるサブグラウンド。ここでは唯一「産業」らしい展示あり。工業製品展示が多いです。

<野菜市では大きなドラゴンフルーツ1個150円と激安>工業製品以外にも野菜市や植木市もあって、一般の人でも楽しめます。特に野菜市は激安露地物販売。ソフトボール大のドラゴンフルーツレッドが1個150円と激安。といっても、糸満や東風平の共同売店で売っているものを持ってきただけなんですけどね。

<巨大墓石もテイクアウト可能!390万円が351万円w>さらにサブグラウンドで注目は「墓石展示即売会」。沖縄らしい巨大墓石を販売。テイクアウトも可能(笑)。中には1個390万円の巨大墓石が351万円と39万円引き。広さは交番1個分ぐらい(笑)。
武道館エリア(新製品/品評会/かりゆしウェア)

<唯一の屋内会場の県立武道館>産業まつり唯一の屋内会場の「県立武道館」。ここはまさに「産業」がメインで、グルメは一切ありません。あっても展示するのみ。産業に絡む展示コーナーです。

<泡盛品評会ブースには「泡波」も展示>泡盛も沖縄の立派な産業。沖縄の全酒造所の泡盛を毎年展示。泡波もあります。でも購入できないのが残念ですが・・・(ありんくりん市で大手酒造所は軒並み出展しているのでそちらで購入可能なものもあります)。
産業まつりはグルメ/試食パラダイス

<沖縄製粉の絶品「ポンデQ」アンダギー>今回も試食しまくりました。グルメも堪能しまくりました。やっぱり毎年楽しみにしている沖縄製粉の「ポンデQ」は絶品です。揚げたてだからこそのふわふわもちもち。きなこの味付けも最高です。

<名前が最高!泊いゆまち「海賊焼き」>あと今回最も気になった「海賊焼き」も焼き上がるまで待って購入。味付けはほとんどなしでも、マグロの味がしっかりしていて美味しいです。特に堅めの皮と軟骨の食感が良かったです。小サイズ300円でも十分満足できます(大サイズ400円)。

<ご飯ものの試食が多くておなかいっぱい>あと餅米やお米関連の試食が多く、試食だけでホントにおなかいっぱいになります。上手くお米試食と肉系の試食を回れば、すぐに一食分になります。また試飲コーナーもあるので飲み物にも困りませんし、泡盛も試飲できます(笑)。

<試食の成果(楊枝の数)>会場には1時間半ほどいましたが、その間の移動距離「約5km」。公園内のジョグコースが約1kmなので5周分も歩き回ったことになります。その間の試食は楊枝の数を見れば分かると思いますし、楊枝を使わない試食もありましたので、実際はもっと食べていたかもw
第43回沖縄の産業まつりまとめ
おすすめの巡り方は、壺川駅から奥武山公園へアクセスし、まずは川沿いの遊歩道エリアを時計回りに巡ります。その後、陶器市コーナーを通り、左手に球場を見ながら進みます。するとそのまま県立武道館入口に出ますので武道館の展示を楽しみます。その後は武道館隣のありんくりん市を楽しみ、最後にサブグラウンドと遊歩道の国道331号線側を楽しむ感じ。昨日はこれを2周した次第です(約5km・ありんくりん市内は3〜4周w)。
注目ポイントは以下の通り。イベントは土日も開催。朝10時から午後8時まで(武道館のみ午後7時まで)。基本は現金のみですが、OKIpayという沖縄でも誰も使わない沖縄限定「なんちゃらペイ」だと20%オフになるらしいが、使える店舗はごくわずか。他にも一部で海外のなんちゃらペイは使えますが、あまりに限られたブースでしか使えませんので、現金決済で考えた方が無難です。
- オキハムの4個で1000円コーナー(遊歩道エリア)
- 沖縄明治の100円ソフトクリーム(遊歩道エリア)
- 沖縄製粉のサータアンダギー(遊歩道エリア)
- 琉球ガラスのアウトレット(遊歩道エリア国道側)
- 泊いゆまちの海賊焼き(ありんくりん市武道館側)
- エリーズカフェのタコライス(ありんくりん市国道側)
- 美らイチゴのロールケーキ(ありんくりん市中央)
- シュガーソルト垣乃花のアーモンド/カシューナッツ黒糖(ありんくりん市・遊歩道エリア国道側)
- 座間味商工会の慶良間手ぬぐいサミット(ありんくりん市)
- 1体30万円→15万円のシーサー(焼き物市)
posted by 離島ドットコム管理人 at 2019/10/26-10:00
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