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2019年07月19日

夏の台風は本気で助かる!特に雨台風は願ったりかなったり

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「台風」と聞くと、イヤなイメージしかないと思いますが、沖縄に住んでいるとそのタイプによって、逆にウェルカムなことも。今回の台風5号も、明らかにそのウェルカムなタイプで、台風だけど願ったりかなったりなんです。

台風には暴風をともなう「風台風」と、豪雨をともなう「雨台風」に大きく区分されます。もちろん、豪雨も暴風も両方とも網羅するものもありますが、基本的には風台風か雨台風かのどちらかになります。


今回の台風5号は雨台風。ウェルカムなタイプです。


その雨台風と風台風の特徴をまとめてみました。もちろん個人的な見解ですが、沖縄に住んでいる身としてこのように感じる次第です。

雨台風の特徴

  1. 中心付近でも風はそれほど強くないので直撃でも心配ない
  2. 台風の東側で猛烈な豪雨になり雨の範囲も広い
  3. 通過後の方が雨が激しくしつこく降り続く
  4. 停電の心配がほとんどない
  5. 船は欠航しても飛行機はあまり欠航しない
  6. 台風以外で雨を期待できない夏の沖縄では恵みの雨


風台風の特徴

  1. 台風が遠くても広範囲で風が強く波も高くなる
  2. 台風の目が発生しその縁は猛烈な暴風雨になる
  3. 天気のメリハリが明確で雨は局地的で降水量も少なめ
  4. 停電する可能性が非常に高い
  5. 海が広範囲でシケて船が長期間欠航し飛行機も欠航する
  6. 海水が陸上に吹き飛ばされ塩害を引き起こす


雨台風と風台風の見極めは、中心気圧でも判断できますが(気圧が低いものが風台風)、一番は気象衛星画像からうかがえる雲の濃さ。雲が濃くて範囲が広いものは「雨台風」の場合が多く、雲の範囲が狭く渦を巻いている様子が明確なものは「風台風」の場合が多いです。

今回の台風5号は、雨雲群の範囲が沖縄全域のみならず台湾まで包括する範囲の広さが特徴。半面、その雲は画像に明確に現れるような渦を巻いておらず、台風の目もないことから「雨台風」と推測できます。中心気圧も沖縄近海では「990hPa」と、ギリギリ台風に認定されるレベルですからね。


ってことで、台風5号は沖縄に住んでいる身からすると「ウェルカム台風」。特にこの夏の沖縄の暑さは「異常」レベルだったので、この雨のおかげでかなりクールダウン。台風のおかげで、ここ数日は快適に過ごすことができています。


「台風」と一言で言っても、悪者ではない台風もあるんですよね〜。まぁご旅行で沖縄へお越しの方には、雨台風でも風台風でも悪者になってしまうかもしれませんが^^;;;
posted by 離島ドットコム管理人 at 2019/07/19-11:31 | 沖縄台風/災害情報

沖縄は久米島がヤバイ!今日は台風5号のしっぽに要注意



なんで今回の台風の進路。実際の雨雲群の動きと大幅にずれていたんだろう?昨日も多良間島に最接近後、やや北西方向に進んだために、宮古島では猛烈な豪雨になったのに、気象庁などの進路情報では八重山直撃ということになっていました。これでは台風の警戒情報としてはいかがなものかと思います。

逆に沖縄本島は正直、大した影響がなかったのにも関わらず、沖縄の偏向メディアは宮古・八重山の情報はスルーして「本島最接近!」なる明後日の方向を向いた情報を出す始末。気象庁の台風情報しか見ないで報道している証拠ですね。雨雲レーダーや気象衛星画像もきちんと見ていれば、こんな実際と違う情報を出すはずがありません。

でもな〜んで今回はこんなに実情と机上の情報にズレが生じたんでしょうね。

ちなみにこのブログでは、気象衛星画像と雨雲レーダーから台風の進路などを分析していますので、実情に近いものかと思います。といってもあくまで「一市民(一県民w)」のたわごとなのでご理解願います^^ゞ


まずは沖縄エリアの台風5号からの影響の分析から。

沖縄本島はぎりぎり台風のしっぽがかからない位置で、雨はほとんど降っていません。ただし少し西のエリアにある久米島になると、延々雨が続く状態。同じ沖縄本島エリアでも、東西方向に少し場所がわかるだけで、大きく状況が違っているようです。結果、久米島と本島の間の慶良間は、最も微妙な位置にあり、豪雨になるか雨が止むか読みにくい状態です。

宮古島エリアは、台風のしっぽが延々かかっていて、降水量も今回の沖縄の中でも最大レベル。でもそのしっぽもよーやく東へ移動し、午前9時現在は雨も収まっているようです。でもまだ東の近海の猛烈な台風5号のしっぽの雨雲群があるのでまだ要注意かも。

八重山エリアは、昨日は吹き返しの西風が吹き荒れ、「最大瞬間風速30m超」を石垣島で記録。雨も短時間でかなりの量が降ったようですが、今朝の段階では雨雲群も抜けて基本的には心配要らない状態です。ただ八重山で唯一台風5号からの直接的な影響がなかった与那国島には、最後の最後に台風のしっぽが少しかかっているようです。


結果、問題は久米島で、台風5号の雨雲群の通り道になってしまっており、台風の進路次第ではなかなか雨が止まない可能性も。沖縄本島は雨があっても一過性で、10分とか30分とかで収まるレベルだと思います。

宮古島は台風のしっぽ次第で大きく変化がありそうですが、西に行けば行くほど危険性が下がるので、東平安名崎より伊良部島方面の方がおすすめかも?

八重山は与那国島以外、基本的には雨無しだとは思います。でも昨日の豪雨で西表島の河川はかなり増水していると思いますので、滝巡りのエコツアーは今日は止めた方がいいかも?


そして今後は言うまでもなく「本土」ですね。今回は雨台風で進路の東側では、沖縄でもそうでしたが猛烈な豪雨になるようです。本土の西を通過する予想進路ということは、本土全域に影響があるという証拠。特に南から湿った空気が入ってくる太平洋側は、かなりヤバそうな雰囲気です。河川の増水、土砂災害の可能性があるので、今のうちにできる対策を施しておくのがおすすめです。

台風5号による沖縄各地の最大瞬間風速

#久米島 30.3m/s
#石垣島 30.2m/s
#宮古島 28.9m/s
#多良間島 28.8m/s
#渡嘉敷島 28.6m/s
#与那国島 27.2m/s
#西表島 26.6m/s
#那覇 23.1m/s


台風5号による沖縄各地の24時間降水量

#宮古島 220.0mm(城辺)
#石垣島 210.5mm(新空港)
#下地島 207.5mm(7月の観測史上最多)
#多良間島 206.5mm(7月の観測史上最多)
#波照間島 192.0mm(7月の観測史上最多)
#西表島 164.0mm(東部)
#久米島 77.5mm(現在進行中)
#那覇 37.0mm

posted by 離島ドットコム管理人 at 2019/07/19-09:06 | 沖縄台風/災害情報
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