そういう意味でも、4月前半での梅雨入りはあながち間違っておらず(下手すりゃ3月梅雨入り)、そしてこの4月末ないし5月上旬の梅雨明けもあながち間違っていないんでしょうね〜。そして役人が沖縄の梅雨入り発表すると、実際は完全に梅雨明けする。
まぁ毎年こんな感じですけどね^^ゞ
しかし今年の4月の那覇は暑かった。なにせ今朝の那覇の最低気温も、本来なら「4月の観測史上最高」ですからね。でも今年の4月25日に、観測史上最高の「最低気温25.3度」を記録しており、もしかすると最低気温の高いトップ5のうち、3つが2019年が記録することになりそうです。ちなみに石垣島では、4月の最低気温はトップ3が今年記録したもの。さらに今朝もこのままの気温なら、4月の観測史上トップ4が今年記録したことになりますね。
那覇の4月の最低気温トップ5
#2019年4月25日 25.3度#1998年4月24日 25.1度
#2019年4月24日 24.8度
#1997年4月30日 24.7度
今朝6時までの最低気温
#2019年4月30日 25.1度
石垣島の4月の最低気温トップ5
#2019年4月25日 26.9度#2019年4月24日 26.6度
#2019年4月23日 26.6度
#1998年4月24日 26.6度
今朝6時までの最低気温
#2019年4月30日 26.9度
でも日中の最高気温は過去には上には上がいて、昭和初期や大正・明治に4月でとんでもない気温になったという記録がありますからね〜。まぁ古い記録は観測方法がまだ曖昧なので、正確かどうかわかりませんが、その不正確な気温を上回る今年の沖縄のこの朝晩の気温の高さ。
やっぱり季節感が平均的なものより1〜2ヶ月早くなっているのは確かなんでしょうね。結果、梅雨も本来なら5〜6月なところが、近年は4〜5月ないし3月〜4月って感じになっているのかと思います。
もはや気象台から出される「梅雨情報」はなんの意味もなしませんね^^;;;
ちなみに沖縄はほぼ全域で梅雨明け状態ですが、奄美地方は梅雨末期で猛烈な雨が多いようです。昨日も24時間で奄美大島北部では「133mm」もの豪雨。さらに今日も本土を通過中の猛烈な雨雲群の影響が奄美大島まで延びており、猛烈な雨になる時間もありそうです。反面、沖縄はその奄美に流れ込む湿った空気の影響で暑くなっている。
どう見ても沖縄が梅雨明け、奄美が梅雨末期って感じなんですが・・・
昨日の24時間の降水量
#奄美大島北部 133mm#奄美大島南部 92mm
#沖縄本島南部 44mm
#那覇 44mm
#外地島 38mm
#渡嘉敷島 37mm
#徳之島 33mm
この3月4月は梅雨状態だった沖縄なので、水事情はかなり豊富です。平年は66%のダム貯水率も今年は88%。さらに去年は55%とかだったので、気温だけではなくこの雨の多さも今の沖縄が梅雨状態ないし梅雨明け状態である証拠かと思います。
昨日の夕日や夕焼けも、まさに梅雨明け後の真夏の様相。真夏の沖縄は水平線近くに必ず積乱雲があって、水平線に夕日が落ちることはまず無いのですが、まさにこの景色からしても昨日の夕時は真夏の空模様でしたね。