ただ久米島の海開きは他とは違い、大々的な祭事は行われません。何故か毎年「ビーチテニス大会」が行われ、海開きの祈願祭など式典はおまけレベル。なので正直なところ、沖縄の公式な海開きイベントの中では盛り上がりはイマイチ。まぁ島の人が主役のイベントって感じなので、良しとしましょう。
開催場所はイーフビーチとシンリ浜。祈願祭は2ヶ所で行われるらしいです(ホテルの事情?w)。でもビーチテニス大会はイーフビーチで行われますので、海開きイベント目的ならイーフビーチの方が無難かと思います。
久米島〜3月末は海開き
しかもイーフビーチなら、少し移動すればはての浜への船が出る港へも行けますしね。2月までは日中はあまり潮が引かないので、はての浜もイマイチなんですが、3月も後半以降になると日中の潮の引きが大きくなるので、はての浜にもいい時期です。
沖縄では夏シーズン(4-10月)は日中に潮が大きく引き、冬シーズン(12-2月)は深夜に潮が大きく引くのは周知の事実。冬シーズンに幻の浜へ行くことをおすすめする旅行ガイドは、ホントにいい加減な記事という証拠です。久米島のはての浜、与論島の百合ヶ浜、八重山の浜島を「冬におすすめ」なんて言うガイドは、嘘っぱちもいいところ。でも4月以降はホントにいい時期なので、潮汐情報を調べて、潮位が30cm未満になるタイミングになる日を狙ってチャレンジして欲しいです。はての浜も潮位が低ければ(浅ければ)、ナカノ浜からメーヌ浜へ歩いて渡れますからね。
ちなみに久米島で海開きが行われる「3/31」の潮汐情報は・・・
イマイチです(ToT)
那覇エリアの潮汐情報ですが、干潮時間は午前10時50分で潮位は「90cm」もあるので、はての浜は常に水面から出ているので問題ありませんが、八重山の浜島や与論島の百合ヶ浜は「無理」と断言できます。でも来週末(4/7)は、なんと1年で最も潮が引くと言われる旧暦3月3日の「浜下り」。那覇エリアの潮位も、午後2時半に「13cm」と、幻の浜へ行くには最高のタイミングです。与論島の百合ヶ浜も八重山の浜島も、広大な砂の大陸を望めるでしょうね。もちろんはての浜もいつもより大きな砂の島になっていると思います。
沖縄旅行の際は、この潮汐情報チェックは必須と言えるでしょう!
久米島〜はての浜は必須
ちなみに今後の沖縄の海開きは、おおよそですがこんな感じです。沖縄旅行を計画の方は、タイミングが合うと良いですね。
2019年の沖縄の公式な海開き
03/24 八重山の海開き(与那国島・ナーマ浜)03/31 久米島の海開き(久米島イーフビーチ/シンリ浜)
04/07 宮古島の海開き(宮古島・与那覇前浜)
04/07 波の上ビーチの海開き(那覇・波の上ビーチ)
04/13 座間味村の海開き
04/20 渡嘉敷島の海開き(渡嘉敷島・阿波連ビーチ)
04/28 あざまサンサンビーチの海開き
久米島〜3月末は海開き
久米島〜はての浜は必須