2018年09月05日

「大阪湾台風」という名称。確実?

関西国際空港や和歌山市で、最大瞬間風速60mにせまる暴風をもたらした台風21号。まさに大阪湾を進んで、大阪湾に面する各地に甚大な被害を与えてしまいました。

この進路、その影響から見ると、2018年9月の台風21号は・・・


大阪湾台風


という名前が確実に付きそうですね。

でも本土の台風は今回もそうでしたが、移動速度が速いので対策をしっかりしていれば、半日待てばやり過ごせますが、いかんせん本土の場合は台風にあまり慣れていないので、その対策が十分できなかったかもしれません。

沖縄の場合、台風が来る前に今回の台風がどのレベルか、ほとんどの人の耳に入るので、前日までに台風対策は万全。結果、スーパーの特定のコーナー(パン、水)が空になっているのですが、それは台風対策が万全である証拠かもしれません。

本土の場合、この迫り来る台風の情報が耳に入りにくいと思いますし、入ってもその対策を「具体的」になにをすれば良いのか慣れていないので戸惑ったかと思います。でもそういう時は行政が主導して、台風の事前対策を促して欲しいものですが、どうもその行政の動きが遅い、っていうか動きがないようですね。

ニュースとかで台風接近時の「外で被害に遭った」って話を何度も聞きましたが、そもそも台風接近時の外に出ている方が疑問。お店や施設を全て閉鎖していれば、その外出もないわけで、行政や企業が台風を甘く見ている感が否めない気がします。


台風は「接近時は“一切”外に出ない」。それが必須です。


今年はことごとく本土に台風が向かっているので、これからの台風シーズンピークにもなると、同じような台風が本土にまた行く可能性があるので、どうか今後はしっかりと事前対策できるように、行政も企業も動いて欲しいものです。


ちなみに台風21号は、宗谷岬沖を抜けましたが、まだ台風の勢力を保っています。北海道は台風に向かって南風が入り込むので、もうしばらく要警戒です。他のエリアは台風一過になって真夏の陽気に戻るとのことですが、台風直後は様々な場所が水浸しになるので、放っておくとカビやサビになるものもあるので、今日は仕事の前に台風の後始末をするのがおすすめです。沖縄でも台風直後の後始末が、台風前の対策よりも重要ですからね〜。まぁ沖縄の場合は、台風による「塩害」があるので、その塩を綺麗にする必要がありますからね。

ただ台風21号が通過して、しばらく安泰と言いたいところですが、このブログでは既にヤバい雲の塊をレポートしていますし、そのヤバい雲がついに米軍情報にも登場。まだ予想進路は出ていませんのですぐに台風にはならないと思いますが、他にもマリアナ諸島近海にも新たな雲の塊もあり、今後もまだ油断できそうになりません。

なにせ台風21号の進路の脇に、その2つともありますからね・・・気になる雲の塊・・・

まぁ9月はそもそも「台風シーズンピーク」なので、10月までは油断できませんが、今年の台風はな〜んか本土方面へ行く傾向があるので、今後もどうなることやら・・・


posted by 離島ドットコム管理人 at 2018/09/05-08:13 | 沖縄台風/災害情報

台風21号の最大瞬間風速まとめ。停電はもちろんのこと災害レベル!

昨日のツイートで、「沖縄では最大瞬間風速でその台風の強さを推し量っています。」って書きましたが、これは事前の風速予想での話で、その数値の予想が出ればその対策をするという感じです。そもそも実際にその風速を観測されてからでは「時既に遅し」ですしね。

#最大瞬間風速20m まで 単なる強い風
#最大瞬間風速30m まで 大したことない台風
#最大瞬間風速40m まで 一般的な台風
#最大瞬間風速50m まで 停電するレベルの台風
#最大瞬間風速60m まで 建物に被害が出る災害レベルの台風

でもこの沖縄での指標。今回の台風21号でもまさにその通りのような気がします。風速50m前後の大阪では広域で停電が発生しましたし、風速60mに迫る関西国際空港では、台風による直接的な影響ではないですが、関空橋にタンカーが激突して破損なんてことも。

沖縄でも風速40mを超えると、かなりの恐怖を感じますが、台風に慣れない本土だとそれ以上の恐怖を感じたかと思います。その風速40mを超えたエリアは、確認できただけでも以下の通り。

<最大瞬間風速50m超>
#大阪府関空島 58.1m
#和歌山県和歌山市 57.4m
#高知県室戸岬 55.3m
#和歌山県友ケ島 51.8m
#大阪府熊取町 51.2m
#徳島県日和佐 50.3m

<最大瞬間風速40m超>
#大阪府中央区 47.4m
#愛知県セントレア空港 46.3m
#滋賀県彦根市 46.2m
#和歌山県南紀白浜 45.8m
#兵庫県神戸空港 45.3m
#三重県尾鷲市 45.0m
#石川県金沢市 44.3m
#大阪府堺区 43.6m
#和歌山県川辺 42.2m
#兵庫県神戸 41.8m
#奈良県十津川村 41.6m
#大阪府枚方市 40.2m

ちなみに #北海道倶知安町でも今日になって最大瞬間風速「42.4m」を記録。また都心でも台風に近い西の #東京都八王子市 でも最大瞬間風速「31.5m」。雨も凄かったですが、風が猛烈ないわゆる「風台風」だったみたいですね。

特に大阪湾は猛烈だったようで、関空の風が最大ですが、空港は元々風が強い場所に造られているので、実質最大の風は「和歌山市」だったんでしょうね。やっぱり台風は、その中心の「東側」が猛烈。その定説通りのこれらの数値かと思います。


ちなみに沖縄ではちょうど3年前、2015年9月の、これも同じ台風21号が与那国島に到来したとき、最大瞬間風速「81.1m」という、とんでもない数値を記録。ただし、与那国島はもともと風が強い離島で、本土の関空島や神戸空港・セントレア空港と同じような状況になるので、風対策は十二分にされてたのもあって、被害はあったけど壊滅までは至りませんでした。でも展望台が丸ごと吹き飛ばされたとかって話も・・・

沖縄本島の場合、実際に私も被災したので忘れもしませんが、2007年7月13日の金曜日に、沖縄本島南部に直撃した台風4号のときは、那覇市街で最大瞬間風速「56.3m」。なんと10万世帯が停電。ちなみに那覇市の世帯数は13万世帯ですが、周辺の南風原や南城市も含めても15万世帯前後とすると、全体の「2/3」が停電。実際は那覇市街の半分が停電で、本島南部は全域で停電という感じでした。

あのときは南部郊外の海が望める住まいだったので、台風の影響がモロで、まさに「被災」って感じでした。停電も24時間以上続きましたし、那覇での台風はあの2007年のもの以上のものは未だにない印象です。

それと同じレベルの台風が、今回大阪へって感じでしょうか?

その2007年の台風直後の沖縄本島南部の光景。こんなレベルでした。っていうかあまりに酷くて、いろいろ見て回る余裕がなく、被災した家から徒歩圏内でのみ確認しましたが、こんな状況でした。那覇中心街はもっと酷かったかも・・・



そういう意味で気になるのは大阪湾に面するエリア。

中でも関空島は、唯一の接続ルートの「関空橋」が破損して、3000人が空港に閉じ込められているという話もありました。海もまだ荒れているので、海路での輸送もままならないと思います。そもそも海上の橋は簡単に修復できないので、関空が正常に使えるようになるまで時間がかかりそうな・・・

他にもまだ表に出ていない台風の被害もあると思いますが、今後は「行政が率先」して復旧に努めて欲しいものです。

そもそもその行政の動きが遅いから、被害が拡大しているのですが・・・
posted by 離島ドットコム管理人 at 2018/09/05-07:32 | 沖縄台風/災害情報
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