この週末で本土が一気に梅雨入りしましたね。確か土曜日は既に半月前ぐらいから梅雨状態だった「九州南部」「九州北部」「四国」に加えて「中国」地方も梅雨入り発表されましたね。でも梅雨入り発表直後で雨が収まるのが、事務的な梅雨入り発表らしいです(笑)。
そして日曜日には「近畿」「東海」「関東甲信」も梅雨入り。発表直後は雨でしたが、こちらもあっという間に上がってしまい、結局晴れていたらしいです。
せめて梅雨入り発表当日ぐらいは雨の日を選べばいいのにね。
でも東日本でも西日本でも、既に半月前ぐらいから梅雨状態で、雨は多かったですからね。沖縄も梅雨入り発表される前の方がよっぽど雨が多く、むしろ梅雨入り発表後は完全に「少雨傾向」。そもそもこの「梅雨入り」発表は気象庁や気象台の都合で出されているだけで、実情とは全く異なりますからね。とにかく「過去最速」や「過去最遅」を出したくないので、既に梅雨状態だった西日本も6月になるまで待っていたんでしょうね。本土の梅雨と言えば6月の印象があるので、それにつじつまを合わせるために発表を遅らせていたって感じ。知り合いの気象庁で実際に働いている気象予報士さんもそんな感じのことを言っていました^^;;;
とにもかくにも本土が広範囲で梅雨入りすれば、沖縄の梅雨明けも近い。今回梅雨入りしなかった北陸や東北が梅雨入りしたら、沖縄の梅雨明けは確実。おそらく土曜日の集中豪雨が沖縄の梅雨明けを告げるもので、その後1週間はいわゆる事務的な「様子見」期間に入り、予想では6/10〜12あたりに梅雨明けって感じかな?
まぁ平年の沖縄の梅雨明けが「6/23」ぐらいだったと思いますので、ここでも「過去最速」的なものを出したくないので、のびのびになる可能性もありますが・・・(でも過去最速は去年の「6/8」)
ちなみに去年も今年と同じように本土は一気に梅雨入りしましたが、その5日後に沖縄は梅雨明け発表されました。確か去年も同じように、沖縄は全然梅雨状態じゃなくて本土の方が雨が多く、今更的な梅雨入り発表。沖縄の梅雨明けも全然雨が降っていないのに突然の発表だったような気がしました。
でも今年は雨は去年まで同様ですが、とにかく沖縄は気温が高い。
なので今年はもしこの先、梅雨明け発表されても、感覚的にはほとんど変わらないでしょうね。「暑い」という意味では既にその暑さに慣れつつありますし、梅雨でも梅雨明けでも何も変わらないような気がします。
でも昨日も今朝も、風向きが「北」なので、気温は高いものの空気が乾いて清々しい陽気です。梅雨明けするともっと蒸し暑くなるので、まさに昨日や今朝の陽気は梅雨明け間際の風向きが不安定な時期って感覚。もしこの風が「南」に変わって強く吹き続ければいわゆる「夏至南風(かーちばい)」になるので、あとは天気より風待ちの沖縄って感じです。
とりあえず本土は北陸と東北を除いて一気に梅雨入り。全般的に平年より早めの梅雨入りですが、あとはこの梅雨状態がいつまで続くかですね。ちなみに沖縄は梅雨入り発表後は毎年雨がほとんど降りませんが(笑)、本土はシトシト降るのかな?でも本土も温暖化の影響で、沖縄のようなスコールが多くなる感じなのかな?
災害をもたらすような集中豪雨にならないことを願うばかりです。
<土日に発表された梅雨入り>
・九州南部→平年より4日遅い(去年より2日遅い)
・九州北部→平年より1日早い(去年より2日遅い)
・四国→平年より1日早い(去年より2日遅い)
・中国→平年より3日早い(去年より2日遅い)
・近畿→平年より3日早い(去年より1日遅い)
・東海→平年より4日早い(去年より1日遅い)
・関東甲信→平年より3日早い(去年より2日遅い)