台風情報以外のことも書きたいので、別の記事を綴ります^^ゞ
昨日の沖縄は那覇空港周辺でこの夏最高の「34.0度」を記録し沖縄でも一番気温が高くなったのですが、那覇でも「32.8度」とかなり高く外に出ると非常に暑かったですね。石垣島でも「33.3度」と平年並みの気温でしたが、宮古島では何故か「31.5度」と本島より低め。でもその沖縄本島でも最北端の辺戸岬ではなんと!日中の最高気温が「29.6度」と30度未満。まぁ辺戸岬と渡嘉敷島、そして本島でも南部東岸では那覇より2〜3度気温が低い傾向なのでこの気温も納得できますが、ただ昨日は沖縄以外のエリアの気温。納得できるものでは無かったですね。
昨日、全国で最高を記録したのがもはや最高気温記録の定番「館林」の「39.8度」でしたが、昨日は福島の梁川(福島市北西の伊達市)でも「39.7度」とあわや40度の大台を超えそうな気温を記録。あと同じ福島の福島市でも「38.9度」でしたし、さらに北の岩手釜石でも「38.6度」。
そして昨日、異常な気温だったのが沖縄からもっとも離れた北海道。特に十勝地方では平年より10度以上も高い気温を記録したエリアがたくさんあって、気温も35度以上の猛暑日どころか体温以上の37度台を記録した町もありました。北海道で37度台って・・・。先の話のように沖縄でも辺戸岬で「29.6度」だったとすると、沖縄より北海道が8度近くも高かったことになりますよね。
っていうか沖縄での観測記録となる最高気温は2001年8月10日に那覇で記録した「35.6度」でしたのでそれを越える気温が北海道の各地で記録するとは・・・
帯広空港近くの更別で「37.1度」、その帯広市街でも「36.5度」。その周辺でも池田で「37.1度」と糠内で「36.7度」とまさに「異常」状態。平年より12度とかも高い気温にもなると現地の人が耐えられるレベルじゃなかった気がします。そもそも北海道って冷房がない家もあるらしいので、昨日の異常気温は相当きつかったと思います。沖縄も暖房が無い家が多いですが、冬の猛烈な寒さの時はかなり困りますからね^^ゞ
そもそも沖縄より北海道が気温が高くなるのは南国沖縄としても解せませんね(笑)。もちろん今までも沖縄より北海道の方が一部の都市で気温が高いことがありましたが、昨日は北海道でも広範囲で沖縄より気温が高い町が多かったので驚きました。現地の人への影響も心配ですが、農作物や生態系への影響が気になりますね。そもそも北海道で体温なみの気温を想定していないと思いますので何かしら影響がありそうです。
この本土の異常な気温。これも台風13号からの空気の流れによるものなんでしょうね。南から湿った空気が北海道から本渡全域に送り込まれた結果だと思います。台風13号の中心は既に九州の経度まで来ていますので、本土は全域で台風の東側に位置することになって南から湿った空気が入りやすいですからね。逆に沖縄は台風のまだ西側になるので北風になった分、気温も本土ほどは上がらないのかと思います。
まぁ本土や北海道の異常気温は一過性だとは思いますが、昨日の数値があまりに凄かったので驚かされました。今日は少しでも落ち着くと良いですね。
<昨日の本土の気温>
・岩手県 釜石 38.6度
・福島県 梁川 39.7度
・福島県 福島 38.9度
・群馬県 館林 39.8度
・群馬県 桐生 38.3度
・栃木県 佐野 38.0度
・埼玉県 熊谷 38.0度
・福井県 小浜 38.0度
・大阪府 豊中 38.0度
・北海道 池田 37.1度
・北海道 更別 37.1度
・北海道 糠内 36.7度
・北海道 帯広 36.5度
<昨日の沖縄の気温>
・那覇空港 34.0度
・那覇市街 32.8度
・宮古市街 31.5度
・宮古空港 33.0度
・石垣市街 33.3度
・奥(辺戸岬)29.6度
2015年08月06日
暴風域が2日で半減。でも勢力強い台風13号。明日は12mの波予想も!?

今朝は珍しく雲が多めの那覇です。でもこれは確実にまだ遠くにいる台風13号による影響。既に風向きも昨日からずっと北風。通常の夏なら南風の沖縄で北風になる場合は沖縄方面に台風が迫ってきている証拠なので、まさに沖縄本島でも徐々に台風モードになってきているということがわかります。
台風13号は当初の予測よりもやや南寄りに進み、勢力も2日前に比べて暴風域は半分のサイズになり、2日前よりは少し気が楽になってきましたが、それでも台風の大きさはかなりのものなので特に明日以降は沖縄全域で台風13号への警戒を最大級にしなければなりませんね。まぁ本島はかかっても強風域ぐらいなのでそんなに大きな影響は無いとは思いますが、ただ既に台風のしっぽの雨雲が沖縄本島までかかってきていますので、その雨雲次第では雨が降ることもありそうです。すでに昨日でも本島北部あたりにその雨雲がかかっていたようで、今日以降は台風のしっぽのタイミングをきちんと読んで雨を避けたいものですね。
あと進路がやや南寄りになったことにより、宮古や八重山への直撃は避けられそうになってきましたが、ただ台風の北側や東側には活発な雨雲群を伴うことが多いのでこの進路でも宮古や八重山での暴風雨の可能性は十二分にあります。暴風域は小さくなりましたがそれでも勢力はまだ強い状態なのでやっぱりこの週末の宮古や八重山は旅行には適さない状況になりそうです。8月8日の土曜日は飛行機の欠航便も出そうですね。もちろん船については今日・明日には欠航便も出始めると思いますので現在小さな島に滞在されている方は早めのメインの島への移動をお勧めします。
でも2日前のあの巨大な暴風域のまま沖縄に接近したらどうなるんだろう?と心配でしたが、現在は平均レベルのものに落ち着いたので何より。なにせ2日前の予報では900hPaとか910hPaで沖縄に最接近!なんて予想でしたからね。現在は930hPa前後まで勢力が下がっていますがそれでも非常に強い状態なのは変わりません。
どっちにつけこの週末の沖縄旅行はあまりお勧めではないと思います。海はこの週末は泳げるレベルではないでしょうし、台風の雨雲範囲の広さからすると宮古や八重山だけではなく本島でも雨が降りそうなのでインドアな過ごし方ぐらいしかできないかもしれません。でも本島なら美ら海水族館などの施設が「閉鎖」になるレベルではないので移動手段さえ確保しておけばある程度は楽しめるかな?ただ海は絶対にNGなので見た目大丈夫そうでもこの週末は海で泳ぐのは止めて頂きたい次第です。
既に沖縄本島では波の高さが「4mのち6m」という大時化になっていますし、八重山に至っては明日は「7mのち12m」という桁違いの波が予想されています。明日は沖縄全域で船の運航は厳しいと思いますし、今日も時間が経てば経つほど厳しくなるかな?もちろん飛行機は今日までは大丈夫だとは思いますが、明日以降は宮古・八重山発着便はかなり欠航便が出そうです。
とにもかくにもこの週末は完全に「台風モード」の沖縄になるのは確実なので、例え台風13号が通過したとしても海はすぐに収まることはありませんので、できる限り海の近くには行かないで頂きたい次第です。沖縄本島へお越しの方もこの週末の海は諦めましょう!(宮古・八重山に関しては島まで往来すること自体が厳しい週末)
そして台風13号の落とし物の熱帯低気圧が気になるところ。14号になりそうな感じがするんですよね・・・。もちろん13号の落とし物なので13号と同じような進路になることが多いので、また沖縄方面へ・・・。ちなみに本土近海の熱帯低気圧は既に気圧配置図からは消えているようですが、雨雲群は狭い範囲ながら紀伊半島周辺にかかっているようです。まぁこちらは放っておけば消滅すると思いますが、13号の落とし物は今後も警戒が必要です。
7月から始まったこの台風ブログ。先日の12号が消滅して3日だけお休みできましたがその後13号の発生で再開してこの状況。いつになったら台風情報から離れることができるんでしょうね・・・しかも9月は台風シーズンのピークになるのでこのままピークに入るのは避けたいものです(/_;)
(台風関連の記事はコメント不可)
posted by 離島ドットコム管理人 at 2015/08/06-06:09
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