2012年10月13日
やっぱり米軍の台風予想はすごい!でも・・・
さすがです。米軍の台風21号の進路予想。
そんなに急カーブするかいな!って多少なりに思ったものの、まさに米軍予想通りに昨日は台風21号が急激に東へ進路を変更しました。
いやはや、米軍の台風情報はすごいです!
それに引き替え、気象庁の予報はダメダメですね。
まぁ今回だけの話ではなく、今までも気象庁の予想進路はあまりアテにならないのですが、ここまで米軍予報は的中して気象庁予想は完全に外れることもなかなか無いかも?いつもはこの2つの予報を足して2で割ったぐらいがちょうどいい感じで、このブログで掲載している情報もまさにその2つの情報を足して2で割った感じで書いていましたからね。
でもなんか今回は米軍予想が当たりそうで、気象庁予想は外れそうな気がしたので、ここで書いた進路図は米軍情報をメインにしてきました。
ちょっと嬉しいですねo^o^o
ただこの台風の米軍予想。確かに進路予想は的確なんですが、予想到達時期が実情よりもものすごい早い。この到達時期だけは気象庁の予想の方が合っているので、いつもは進路予想は米軍情報を参考にして、予想到達時期に関しては気象庁のものを参考にして、そして台風の進路図を書いている次第です。
といっても今回の台風21号はあまりに動きが遅いので、その予想到達時期を書いても動きが少ないので図面が輪っかだらけ^^;
ってことで今のところは予想進路のみになっております。
参考までに台風21号の予想到達時期ですが、そのやたら早い時期になっている米軍情報では大東島に最接近するのが10月15日。その後本土に最接近するのが17日になっています。ただ先の話の通り、この米軍の予想到達時期は実情よりやたら早いので、実際は2〜3日ぐらい後になるかも?
あと台風の勢力なんですが、多少なりに北上したこともあってか、どうにか中心気圧が「950hPa」でキープしています。これより低い中心気圧にはならなさそうですね。台風の強さも「非常に強い」ではなく「強い」という表現にとどまっているので、台風がかする程度ならそんなに大きな影響は無いかと思います。
ただ大東島は台風の強風域に入りそうなので、もともとプロペラ機しか運航している大東島なので、さすがに大東便は欠航しそうですね。あと船便も大東島へはこの状況だとかなり厳しそうですね。しかも動きが遅い台風だけに、大東島への物資が心配になります。
とりあえず飛行機は大東便以外はジェット機ならほとんど影響ないと思いますし、プロペラ機も大東便以外は通常運航できるレベルだとは思います。ただ船は台風が停滞しているので状況はさらに悪化しているようで、八重山に関しては波照間便だけは夕方便だけまだ「未定」になっているものの、西表上原便・鳩間便・夕方便以外の波照間便が欠航。そして慶良間に関しても昨日までは高速艇のみの欠航で済みましたが、今朝はついにフェリーも欠航になりました。
確かに台風がやや北上したので、沖縄本島への波もその分高くなったみたいですからね。
しかもこんだけ動きが遅いと、この波が高い状態はしばらく続きそうなので、慶良間も含めて島への物資という意味でも心配になります。
でも北上すれば徐々に偏西風が流れるエリアに近づいてくるので、ある程度北上すれば一気に東へ移動しそうな気がするんですけどね。そうなればあとは回復傾向になるので、とりあえずあまり沖縄に接近しない程度で北上してもらい、一気に東へ抜けて欲しいものです。
それにしても米軍の予想の的確さにも驚きますが、気象庁のどうしても沖縄方面へ行かせたい予報にも驚きです(笑)。
何故にそこまで沖縄方面に台風を行かせたいの???
昨日、今日とまさにそんな感じの気象庁の進路予想です(苦笑)。
とりあえず今は米軍予想を信じて、足早に東に抜けてくれることを願いましょう!
・・・でも米軍予想の通りだと沖縄海域を抜けた後に本土に接近するかも^^;;;
posted by 離島ドットコム管理人 at 2012/10/13-09:13
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| 沖縄台風/災害情報