2012年10月12日
台風の接近が無くても今回はかなり影響あるかも?
台風21号。
動きませんね。
なので今回は予想進路こそ更新しましたが、台風の今後の位置についてはあまりに動かないので割愛させて頂きました^^ゞ
まぁ書いてもいいのですが、ほとんど動かないので分かりにくくなるだけなんですよね^^;
その代わり、今回は米軍予想と気象庁の予想の両方を進路図にプロットしてみました。
明らかに違いが出ていますね(- -;
まぁ気象庁の予想は明日・明後日のレベルなのに対して、米軍予想はさらに先まで予想しているので、一概に比較はできないものの、個人的にも今回は米軍予想のように東へ抜けるとは思っているのですが、いかんせん台風が動かない。
あまり動きが遅いと、本土周辺の移動性気圧配置次第で気象庁の予想のように多少は北上してしまいそうですが、でもある程度北上するとその本土に流れている偏西風に乗って東へ一気に抜けると思います。気象庁の予想もまだ明記されていませんが、北上後は東へ一気に抜ける予想になると思いますよ。
なので今のところ台風が接近するという感覚にはなっていません。
現在も風がやや強いだけで、この風も冬の沖縄程度の風なのでそんなに気になっていません。むしろここ最近の沖縄はずっと気温が高いので、この風は逆に助かります。
でもこの風が強いということは、冬の沖縄同様に海は荒れるということ。
現に今日も八重山の外洋を航行する西表上原便・鳩間便・波照間便は全便欠航。慶良間海域も高速艇は今日も欠航ですし、フェリーも繰り上げ運行で基本的に日帰りはできなくなっています(島へ着いたらすぐに那覇へ出港)。
台風って接近しなくても波は広範囲に高くなりますし、今回のように停滞するとさらにその波の高さは助長されてしまいます。先の予想では沖縄にそんなに接近しなくても、波だけはしばらく高いままになってしまいそうですね。
今回の台風は沖縄の南東海域にあるので、波は基本的に北から入ってくるので、北向きの海は波がモロに入ってきそうですし、沖縄本島の西海岸でも基本、北側に開けていますので、海はかなり荒れそうです。
離島なら北側の海、ないし北側に開けている海は避けて、湾状の海や南向きの海に行くとまだ泳げると思いますが、沖縄本島の場合はメジャーなビーチの多くは北側なので、離島よりも沖縄本島の方が海は注意した方が良いかもしれません。
波って見た目ででは高くなくても、海の中は猛烈な流れが速いことも多いので、この週末に沖縄に来て泳がれる方は細心の注意をはかりましょう!
特に北向きの海より西向きや東向きで北側に開けている海の方が、海に向かって左右方向に猛烈に流れが速くなっていて、これこそ見た目は波が無く見えても中は速いという状態なので、ホントに気をつけましょう。
私自身も台風の後に黒島の仲本海岸でこの速い流れにつかまって身動きがとれなくなりましたからね。
このときもホントに見た目は波がなかったものの、いざ海に入ってみると猛烈な流れで陸に戻るのに苦労した次第です。
台風は遠くても波だけは広範囲に影響を及ぼすので、船の運航状況に注意して、海遊びの際はその流れを把握した上で楽しむようにしましょう。ちょっとでも流れを感じたらすぐに陸へ上がること。沖へ行けば行くほど流れはきつくなるので、最初の段階で引き返す決断をしましょう。
でも飛行機に関しては台風の強風域のかなり中にでも入らない限り、欠航はしないと思いますので、沖縄への往来は問題ないと思いますよ。あとは沖縄に来てからの海遊びや船移動。
島も海も逃げたりしませんので、安全第一で楽しんで下さいね。
あとは臨機応変に気持ちを入れ替えて、「楽しむ」ことを忘れずに沖縄旅行をしてくださいね。
posted by 離島ドットコム管理人 at 2012/10/12-09:01
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