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2012年09月19日

南の島は台風に強い。ハードだけじゃなくメンタルでも!

台風16号の被害。那覇中心街はそれほどでもないかも?
台風16号が過ぎ去って昨日は最初の平日。いろいろ回りましたが、とりあえず看板が飛ばされていたり、街路樹が根こそぎ引き抜かれたりしているような光景は今のところ目にしませんでした。

まぁ見て回れたのが那覇の中でも中心街。国際通りや国道58号線などの幹線道路沿いだけ。なのでもう少し郊外まで行くとまた違った被害がでているのかもしれませんが、那覇中心街に関しては今のところそんなに大きなものは見あたりませんでした。

もちろん至る所に街路樹の折れた枝が飛ばされていたりして、中には太さが15cmぐらいの太いものありましたが、沖縄の場合、広葉樹が多いので広葉樹は枝葉を広くする分、長さもあって重いので折れやすいんですよね。なので台風の際は直撃じゃなくてもこういう枝葉が折られて飛ばされていることは多いです。なので沖縄に住んでいるとその枝はが散乱しているのもいつものことなんですけどね^^ゞ

ちなみに最も大きな影響をかいま見えたのは自分の仕事場かもしれません(笑)

バルコニーのウッドデッキが剥がされて散乱していました^^;

でもこのウッドデッキはこうなることを予測して重しをかけておいたし、ウッドデッキそのものも個々に接続できるタイプなので、そうそう剥がされることはないと思っていたのですが、逆につながっているからこそデッキの下部に強風が入り込むと一気にめくり上がって剥がされちゃうんでしょうね。まぁこれは正直なところ、台風が来るたび「毎回」剥がされているので、今回も「やっぱり」って感じでしたけどね(笑)。

それとライブカメラの前に台風によって網戸が飛ばされて、画面が網網でしたが、それは無事に撤去しています。

まぁ見れない事もないのですが、網網のままじゃなんかすっきりしませんからね。ただでさえ窓ガラスの格子網が画面に映っているので、これ以上はちょっとね。

無事に2日で復旧することができました。でも昨日までのカメラログにはその「網網」の状況が残っちゃっていますけどね^^;;;


しかし那覇市街ではこんなレベルでしたが、沖縄でも北部のやんばる界隈では道路網が寸断されていたり、離島では電話やインターネット網が寸断されていて、しかもその復旧には10日もかかると言います。

そして今回もまた最も大きな台風の影響を受けたのが奄美で、与論島では過去に類を見ないほどの影響が出ていると聞きます。

与論島の被害の状況(数々の写真from togetter)

数値だけでは与論島では建物の全壊が4、半壊が8。沖永良部島では全壊が1、一部損壊が2。徳之島では全壊が1、半壊が2、一部損壊が3となっていて、この中でも与論島が最も住戸数が少ないのに、全壊も半壊も最も多いですからね。あの小さな島で12戸もの建物が台風によって大規模に破壊されたとなると、その威力がいかにすさまじかったかが分かります。

でも島の人は強いので、既に復旧に向かって動き出しているようです。

沖縄もそうですが、台風が来てもその被害を悔やむより少しでも早く復旧させて前に進むことが大事ですからね。

そうしないとまた次の台風が来てしまいますので、それまでに復旧させ、可能ならば今回の被害を教訓に強度をバージョンアップしていきます。うちのウッドデッキも今度こそ飛ばされないように重しの数を増やしたり、置く場所を変えたりして次にもう備えています。

そういう意味で沖縄も奄美も台風に強いんでしょうね。
posted by 離島ドットコム管理人 at 2012/09/19-08:12 | Comment(2) | 沖縄台風/災害情報
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