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2012年09月02日

あれから1週間。奄美に記録的な被害をもたらしたあの台風から。。。

そういえばあれから1週間経つんですね。


台風15号直撃(ToT)


その時は幸か不幸か沖縄には居なかったので、実際にその影響を体験していませんが、メディアからは「過去最強」とか「史上最強」とかあおるだけあおって、実際は普通レベルの台風。結局のところ、沖縄での台風直撃定番の「窓枠の噴水状態(笑)」もありませんでしたし、最も懸念されていた那覇市街の大規模停電もありませんでしたからね。

それより台風の直撃はしなかったものの、台風の東側の活発な雨雲が長時間かかった奄美エリアでは最大で66%もの軒数が停電。全面復旧まで5日とかかかるし、メディアでは沖縄ばかりに警戒情報を出して、結局奄美にはそれほどそういう情報が行っていなかったみたいでしたからね。


ホント、今回の台風15号におけるメディアや気象予報士の信頼度は失墜しましたね。

やっぱり台風情報は地元の人のものが一番信頼できますし、また実際に当たりますからね。所詮、メディアも気象予報士も現地に出向いて現地の空気や風を感じないまま、机上のみで予測しているからなんでしょうね。


しかしその台風15号から1週間が経過したものの、沖縄では被害の範囲がそんなに広くなかったのでそもそも情報があまり入ってきませんが、その記録的豪雨と大規模停電が起きた奄美の情報がなかなか入ってきません。まぁ沖縄だともともと奄美の情報は同じ南西諸島でもほとんど入ってきませんし、全国ニュースではさらに奄美の情報は入ってきませんからね。

しかも唯一の「南海日日新聞」のウェブサイトも停電の影響でずっと更新されていませんでしたが、今は復旧しているようでここからある程度の奄美の情報は入手することが出来ました。

やっぱり地元新聞がこういう情報源としては一番ですね。

まとめてみると、今回の台風の奄美諸島への影響の大きさが伺えます。


・奄美大島西部の宇検村の平田、阿室、屋鈍の3集落が県道の土砂崩れにより孤立。県道の復旧の目処が立たないので平田〜湯湾間を結ぶ船便で代替対応。
・奄美諸島全体で住家被害は計521棟(全壊3棟、半壊31棟、一部損壊451棟、床上浸水2棟、床下浸水34棟)
・奄美諸島全体で非住家被害は公共施設半壊1施設、その他の全壊28棟、半壊36棟
・崩土や倒木で全面通行止めとなっているのは、瀬戸内町9ヶ所、宇検村3ヶ所、天城町1ヶ所
・停電は最大で61700軒でしたが、停電の記録が残る1982年以降で最大の規模
・断水は最大で11244戸でしたが、停電=断水のところも多いので実際はこれ以上
・徳之島では強風による倒木が民家の屋根を直撃
・徳之島の伊仙町東伊仙で県道伊仙亀津線が約60mに渡って冠水
・徳之島の亀津では町道亀津中央線が落石のため亀津大橋前の交差点から亀津商店街方向へ通行止め
・奄美大島南部の古仁屋で最大瞬間風速44.2メートルを記録(直撃した沖縄では40m未満)
・沖永良部島で1時間に55mmの豪雨を観測し、24時間の降水量としても1976年の観測史上最高の433mmに至る
・奄美大島で男性が川に流されて心肺停止状態で救助されたものの搬送先の病院で死亡が確認

南海日日新聞のHPより引用


しかしあくまでこれは新聞社が把握しているものなので、実際の影響はもっと広範囲で大きいかもしれませんね。特に住宅被害はもっと多そうな気がしますし、また土砂災害も奄美には舗装もされていない山道もあったりしますし、また道路がない場所での土砂災害もあると思いますので、これらの情報はあくまで氷山の一角かもしれません。

とかく台風が来る前は沖縄にだけ「史上最強」とかいう情報が来ていたのに、実際は奄美で「過去最高」とか「史上最高」とかいう数値が並びましたからね。

でも沖縄も奄美も台風時の対策や対応がしっかりしているから、パニックレベルにはならなかったのかと思います。

とかく台風は備えあれば憂いなしですね。

まっ、私もそうですが、過去に台風直撃による大きな影響を経験しているだけでも全然違いますからね。大きな台風が来そうなときは何を事前にしておけばいいのか、最接近時は何をすべきで何をしない方がいいのかなど。

この備えの有無だけで全然違うと思いますからね。

今回のメディアや気象予報士の予測に惑わされることなく、奄美の人も自己防衛でしっかり対策したおかげで大規模な影響が出なかったのかもしれません。


あれから1週間。まだ奄美諸島の各地でその爪痕が残っていると思いますが、島の人は強いので、一歩一歩復旧に向かっていって欲しいものです。
posted by 離島ドットコム管理人 at 2012/09/02-10:20 | Comment(0) | 沖縄台風/災害情報

港近くのビーチでも離島なら水中は豊かかも?

離島のビーチって、港のすぐ近く、っていうか防波堤の裏にある海でも、その水中はサンゴも魚も豊かってことが多いんですよね。

阿嘉島の「阿嘉ビーチ」なんかは良い例なんですが、他にも港のすぐ近くの海の中で豊かなところは離島には多いです。

今回の壁紙も西表島の海の玄関口でもある「上原港」のすぐ近く。っていうかこちらも防波堤のすぐ先にあるビーチ。

まるまビーチ

ここも結構すごかったです^^ゞ


といってもビーチからエントリー直後はやや海の透明度も低め。でもインリーフとしては枝サンゴがとても豊かで、魚も多めです。

でもこのビーチはがんばって沖まで行くと、海の透明度が一気に上がり、サンゴも魚もインリーフをはるかにしのぐレベルまで豊かになります。

ものすごい距離を泳ぐことになりますけどね^^ゞ

GoogleMapの衛星画像で確認した限り、400〜500mは泳ぐことになるのかな?もちろん近いところでは300mほどでドロップオフまで行くことが出来ますが、どっちにしても海の中での泳ぎはプールとは訳が違いますので、かなり苦労しますけどね。

そのかいは十二分にありましたが^^v

ドロップオフ自体の写真はまたの機会にして、今回はその周辺の豊かな珊瑚礁とそこに息づく魚たちの壁紙。ちょっと水中深い部分から水面を望んでいますので、サンゴや魚が近く、その先に輝く水面が見えています。

個人的にお気に入りのアングルですo^o^o

といっても1枚目も2枚目もそんなに変わりませんけどね^^ゞ

同じ場所で撮影した2枚なので、見えているものはそんなに変わりませんが、でもよく見ると魚の数や種類が違っていたりして、好みも出るかもしれませんね。個人的には魚の多い1枚目より、魚は少なめだけど水面がキラキラ輝いている2枚目の方が好きかも?

9月になっちゃいましたが、沖縄の海は10月まで十二分に泳げますので、西表島とまでいかなくても離島の海でこのような光景を見るためにチャレンジしましょう^o^/

でも海の流れや干満には注意してくださいね^^ゞ


西表島〜まるまビーチの水中1


西表島〜まるまビーチの水中2


離島ドットコムの壁紙コーナー
posted by 離島ドットコム管理人 at 2012/09/02-06:06 | Comment(0) | 沖縄離島ドットコム
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