
近年では珍しい動きの台風14号。
本来なら台湾の西に抜けるとそのまま大陸に上陸して消滅というパターンが多いのですが、今回は14号の後にものすごい強力な台風15号が発生して北上していったので、それに引っ張られる形で大陸直前でUターンしてしまったのかもしれません。
つまりのところ、台風15号は直接的な影響だけでなく、この14号の誘引という余計なことまでしてくれてしまったようです(/o;)
そもそもこの台風14号は初期の段階でもあまり台風が移動しない南側へ進んでいったのもあって、とにかく動きが不安定。まさに「迷走台風」という言葉がふさわしいかもしれません。
ただ沖縄近海での迷走なので、それほど発達・巨大化しておらず、影響範囲は15号ほど大きくはないと思いますが、いかんせん一度八重山に最接近した台風が台湾の西まで抜けてまた戻ってくるとは誰も想像できなかったと思います。
しかも台風15号が引っ張っていることも相まって、台風15号の影響が消える前に14号が再到来ということになりそうです。
もはやこの2度目の台風14号は「台風16号」と呼びたくなりますね。
ちなみに台風14号はその前段階の「台風14号のタマゴ」は8/17からチェックしており、8/19に台風になったので、早10日間も沖縄近海を迷走しています。しかも一度八重山から離れたと思ったらその間は台風15号が来て、去ったと思ったら14号が再到来。
いったい何時になったら沖縄海域の海は落ち着くんでしょうね。
っていうか波照間便はこの台風14号の発生および台風15号の通過までの間に一度は再開したんでしょうか?台風14号と15号の狭間だった8/24か8/25ぐらいしかチャンスはないと思いますので、島の物資などのためにも船は出たのかな〜?
もし欠航続きだとさすがに10日間は物資も底をつくと思いますし、何より今度は14号の影響でまた海が荒れると思いますので、現在の波照間島の特に物資の状況が心配です。
本来なら台風15号が通過した今日ぐらいから徐々に再開してもいい頃ですからね(今日も波照間便は全便欠航)。
でも台風15号が急速に北上し、それに台風14号も誘引されれば、意外と早く沖縄海域を通過する場合もありますので、あとは少しでも足早に台風14号に抜けてもらって、海の回復を促して欲しいものです。
ちなみにグアム近海の気になる雲は未だ動き無し。でも一度消えそうになりましたが、今朝になってまた復活。まだ渦は巻いていませんし、雲もかなり分散しているので、とりあえず今の段階では「気になる雲」のレベルだと思います。
まずは台風14号の通過。
そして15号の被害状況の確認。
まだしばらく台風モードは続きそうです(/o;)
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