行ってきました!「このためだけ」といっても過言じゃありません^^v
出張!なんでも鑑定団inヨロン島小さな離島に全国ネットの番組がロケとか撮影以外でやってくるのはなかなかありません。しかも島の人を集めて観覧させてくれるイベントとなると、島の人の盛り上がりは尋常じゃないと思いますので、その様子を知りたくて行こうと思いました^^v
でもこのイベント。
基本的にはがきで事前に申し込んだ人が観覧できるとのことでしたが、まぁ島のことなので別にはがきが無くても入ることはできるとは思いましたが、いかんせん万が一のことがあるので、事前に申し込みました(笑)

何年ぶり、いや何十年ぶりに往復はがきを購入して、与論島の観光協会へ送りましたよ。もちろん「なんでも鑑定団観覧希望」ということで^^v
まぁ外れはないとは思いますが、イベント直前までなかなか返信はがきが来ないのでどきどきしましたが、無事に観覧券として返信はがきが届いたので、これで問題なく観覧できることになりました。
ちなみに今回は正直、その島へ行く予定は無かったのですが、この番組の収録があるということで急遽予定を組んで島へ寄ることとしました^^ゞ
でも収録当日にその島に泊まることになるのですが、番組スタッフも宿泊しているとなると、もしかすると宿がとれないのでは?と思ったものの、全国ネットの番組でもスタッフはそんなに大人数にはならなかったようで、宿泊予約は問題なくできました。
それより島へ行くための船がちょうどGW開始時期だったので、船が意外と混んでいたかも?まぁ混んでいると言っても本土の交通機関に比べれば大したレベルじゃないんですけどね。
結局、島に着いたときも降りる人はそんなに居ませんでしたし、島の中も普段と変わらない穏やかな雰囲気でした。逆に番組収録のことを知らない観光客が多かったです。収録時間が近くなるのに「今から海へ」とかいう感じでしたからね。
滅多に見れない島での全国ネットの番組収録なんですけどね〜^^ゞ

ちなみに番組の収録はヨロンマラソンのウェルカムパーティでもおなじみの「サビチラ館」。
ここなら市街地から歩いていけますし、駐車場もあるので行きやすいですからね。梅雨入りした当日に行われる番組収録だっただけに、雨が気になるところでしたが、どうにか会場へ行くまでは雨どころか逆に空が明るくて「ホントに梅雨入り?」って感じでした。
ただ会場内は猛烈に蒸し暑くて、中にいるだけで汗があふれ出してくる状態でした。まぁ大きな体育館のようなスペースなので、もともとエアコンも無いと思いますし、しかも番組収録のために締め切っているので風通しが無いのでさらに暑かったのかも?
おもしろかったのが、その暑さを考慮してなのか、会場の舞台の鑑定団先生が座る席の横にテレビフレームに入らないように扇風機が1台だけ置いてありました(笑)。あれはちょっと笑えましたね。でも実際の番組ではその様子は出てこないと思いますので、まさに実際に観覧したものだけが知ることができるコトなのかと思いましたo^o^o

しかしそんなに蒸し暑い会場の中にはものすごい数の人が入っていました。しかも開始1時間前でバックスタンド?の席は満員御礼。
でも舞台に近い椅子席は空席も多かったのですが、それもそのはず。
そのバックスタンド席は事前にはがきも電話もしていない人用の席(笑)。やっぱり申込をしなくても観覧はできたんですね^^ゞまぁ島の人がわざわざ事前に申し込むとは考えにくいので、こういう対策を立てていたんですね。
ちなみにはがきで事前に申し込んだ人は舞台の近くの椅子席。電話で申し込んだ人はそのはがきの人の席の後ろの席って感じでしたが、実際のところはがきはノーチェック(笑)。まぁ島のイベントなのでこんな感じでとても緩かったです^^ゞ
でも結局収録開始間際になるとバックスタンドはもとよりその椅子席もほぼ満員。立ち見も出るほどでかなりの盛況でした。確かに日程的にもGW中ですし、前日に沖縄との海上イベントがあったあとで、日にちが重ならなかったので人も集まりやすかったのかもしれませんね。
しかもたまたま座った席の隣に、ヨロンマラソンでお世話になった島の若い警官の方と遭遇!ホント、何も意図してなかったので驚きでした。結局、収録の最後までその方と一緒に観てしまいました^^ゞ

そして収録開始!
っとその前に番組ディレクターから注意事項がありましたが、基本的に収録中のカメラなどでの撮影はOKとのこと。番組収録はいろいろ厳しいのですが意外とゆるかったです。ただ、フラッシュでの撮影は禁止、携帯電話のカメラでの撮影は禁止と言うことでしたが、まぁそれは番組収録ということから当然かと思います。
でも撮影中に「パシャ」って音や「ピカッ」って光が何度か起きていましたけどね^^;;;
そして最初に出張鑑定団のMCが出てきましたが、最初は松尾伴内は来ないだろうな〜って思っていたものの、なんと彼がわざわざ与論島までやってきてくれました。しかも彼の話いわく、30年前の高校時代に一度与論島を訪れたことがあるらしく、しかもその与論島へ来た翌年から芸能界入り。そういう意味でも彼にも思い入れはある島での収録だったのかもしれませんね。
もちろんそのことで島の人もかなり盛り上がり、とても良い雰囲気で収録が始まりました。
ちなみに鑑定団の先生は、陶器系の「中島先生」、絵画系の「永井先生」、掛け軸系の「田中先生」が来ていて、残念ながら掛け軸系の女性の先生や、おもちゃ系の先生は来てくれませんでした。でもやっぱり鑑定団といえば中島先生なので、先生を見れただけでも幸せだったかもしれませんo^o^o

全部で6人が鑑定してもらうことになっていたのですが、最初は島の民宿「汐見荘」のおかみさん。
なにも花粉症の時期に毎年長期滞在する方からいただいた絵画(版画)らしいが、話によると毎年来て頂いているので宿泊代をいただくのが忍びなくなって、その代わりに絵画をもらったとのこと。ドガだったかゴーギャンだったかわかりませんが、とりあえずヨーロッパの有名画家のものだったと思います。
その長期滞在の宿泊代の代わりにもらったものだったので、個人の評価額はその宿泊代に相当する「25万円」。
果たしてその鑑定結果は!?
・・・「3000円(苦笑)」1泊分じゃん^^;;;
これには宿のおかみさんもショックだったようで、鑑定後も「なんで?なんで?なんで?」って感じでしどろもどろでした。でもそういう様子を見ていて鑑定団って「ガチ」なんだな〜って思いましたね。ホントに完全に取り乱していましたからね。
その絵画はいわゆる本物を印刷したもので、全くの偽物ではないものの、評価は印刷物としてのもの。まぁ印刷になると素人じゃなかなか判断できませんからね。でもそのおかみさんの取り乱し方がすごかったので、初っぱなから会場は大爆笑(笑)。
おかみさんには悪いけど、つかみは最高の「出張鑑定団」なのでした^^ゞ
そんな1人目でいきなり落とされましたが、2人目は登場するやいなや三線で歌い出す始末(笑)。島らしいですが、しかも通常の1フレーズだけじゃなく2フレーズまで歌っていましたよ(笑)。しかも観覧している島の人も立ち上がりこそはしなかったものの、手をあげて踊っているし、いかにも島の感じで個人的に良かったです(多分放映分ではカットかな?)。
でもその2人目が鑑定してもらったのは江戸時代の数学の教科書で、1人目があの状態だったのでまさか2人連続で評価ダウン?と思ったものの、なんと本物でしかもかなりの評価アップ!
本人評価が「10万円」のところが「25万円」!
多分本人も、そして会場も一安心した瞬間だったのかもしれません。なにせ1人目の汐見荘のおかみさんのあの取り乱し方はすごかったですからね。2人連続で評価ダウンになるとさすがに会場も盛り下がるところでしたが、どうにかアップで会場は一気に盛り上がりました。
3人目は名前が「金城」さんで話す内容からもなんか沖縄の人っぽかったのですが、鑑定してもらったお皿は本物で、中島先生もサービスで「いい仕事してますね〜」発言も飛び出しました。
本人評価が「30万円」のところが「50万円(だったかな?)」!
なんと2人連続でアップ鑑定!これにはかなり盛り上がりました。ただこの鑑定してもらっている人がなんか自己陶酔していて話がとにかく長い(くどい)。なので会場自体はなんか盛り下がりつつありましたが、アップ鑑定で再浮上という感じだったかもしれませんね。

そして4人目。与論島でお墓の写真を撮ったことがきっかけで、世界各地のお墓の写真を撮影するカメラマンになったという方が登場。白髪のいかにも人が良さそうな方でした。話す内容も温かくて、前の人とは全然違うイメージ。
鑑定してもらう絵画(版画)も、実際に書いた本人の家系の人と付き合いがあっていただいたものらしく、かなり評価アップが期待。しかもその人が住んでいるのが与論島の東側で、朝日が望める場所で、鑑定してもらうものもまさに太陽の絵。
オレンジ色が鮮やかな絵でまさに南国「与論島」のしかも東側にはうってつけのもの。
描いたのは棟方志功。いわゆる有名作家でしたので期待して鑑定結果を聞くとなんと!
本人評価が「15万円」のものがなんと「120万円」!!!
大幅アップも1桁額が上がりました。この鑑定に会場は大盛り上がりで、しかも横断幕を持って立ち上がる人もいて会場はすごい熱気でした。しかも3人連続で評価アップだっただけにその盛り上がりもひとしお。逆に1人目の汐見荘のおかみさんはへこむばかり・・・。それをMCがいぢるので、さらに会場は盛り上がったと思います(でも汐見荘のおかみさんには申し訳ないです・・・)
5人目は特に誰か有名な作家というわかでもない壺なんですが、壺のできが良くて中島先生が絶賛。でももともと普通に使われていた壺と言うことで、本人評価額過剰だったのですが、評価ダウンしたものの、名もない壺としてはなかなかの評価。
本人評価が「60万円」だったものが「5万円」ですから、名もない壺なら十分だと思います。
ここまで最初の汐見荘のおかみさん以外は全部本物で評価もなかなか。ますます汐見荘のおかみさんの肩身が狭くなってきたところに、最後の鑑定依頼者のおばさん。

最初は緊張していてしゃべれないということでしたが、一度しゃべり出すと長い!長い!しかも途中はマイクを奪って自分で勝手にしゃべるし、MCもそのアシスタントも最初は相づちを打てるほどでしたが、最後は相づちを打つ暇もないほどしゃべりまくる(笑)。
しかも大した内容じゃないので、とにかく長かったです^^;
ちなみに鑑定してもらうものとしては「東郷平八郎」の書なんですが、ここまでそのおばさんの話が長いと、会場では「鑑定品の評価は低いな」という空気が流れていましたね。ホント、とにかく長いてこれまでの鑑定依頼者の倍近く時間を取ってしまったと思います。
私自身も「どうか評価ダウンを!」って思ってしまいましたからね。
そして会場中が気になる評価は・・・
・・・「本人評価50万円が500円(爆)」やってくれました(笑)。っていうか一番ホッとしていたのは最初の汐見荘のおかみさんじゃないのかな?なにせ汐見荘からあとの鑑定品は全て本物でそれなりの額がついていましたからね。最後の最後で汐見荘の「3000円」を下回る「500円」(笑)。
オチましたねo^o^o
ちなみに鑑定品は東郷平八郎の書ではありますが、いわゆるこれも汐見荘さん同様に印刷。しかも程度がよくないのか、わずか500円。加えて鑑定士のコメントもしようがなくて少なめ(笑)。
もはや会場は笑いのるつぼと化していたのであったのは言うまでもありませんo(≧▽≦)o
個人的には番組放送としては最初の汐見荘のおかみさん、そして大幅アップした棟方志功の鑑定、最後はこのしゃべり出したら止まらないおばちゃんの3人かな〜?って思いました(笑)
ちなみに今回の「出張!なんでも鑑定団inヨロン島」の放送は本土では「2012年5月22日」ということでしたが、与論島のみならず沖縄も含めてこの「なんでも鑑定団」はディレイされて放送され、しかもかなり古いものが放送されますので、いったい何時になったら放映されるのやら・・・。むしろ5月22日に本土で見た方が確実かもしれませんね。
それはさておき、今回の「出張!なんでも鑑定団inヨロン島」は中島先生曰く、通常の出張鑑定はもう少し緊張感があるとのことでしたが、この与論島でのものは緊張感がゼロでとっても楽しかったとのこと。しかも今回鑑定された作品は最初と最後だけ印刷だったものの、偽物はゼロ。しかも自分で買ったものではなくもらったものがほとんどで、投機的に手に入れたものがなかったのが島っぽくて良かったです。
その最初と最後の印刷も「つかみ」と「オチ」としては最高でしたしねo≧▽≦o
加えて松尾伴内の与論島に来たことがあるという話もありましたし、伴内のアシスタントの女の子も島にまた来て釣りがしたいとか言ってくれるし、とにかく最後の最後まで楽しく観覧できたのでありました。
最初は序盤の30分だけ見て退席するつもりでしたが、最後の最後まで見てホントに良かったです。
こんなに楽しい気持ちになったのは久しぶりかも?しかも2時間強の間ずっとその気分でしたからね。楽しい映画でも最初から最後までそういう気持ちになることはなかなか無いですからね。
しかも観覧は無料(笑)。
もちろん島までの往復の船代や宿泊代はかかりましたが、それ以上の価値はあったと思います。そもそもこういう機会はもう当分無いと思いますので、それを実際に島に行って体験できたのは正直「幸せ」です^^v
ホントは動画もいろいろ撮影したのですが、さすがにネットで流すことはできませんので、詳しくは2012年5月22日の「なんでも鑑定団」で(笑)。
ちなみに動画はいわゆる「ジャカジャン!」と鑑定額が出されるシーンだけを撮ったのですが、認証をかければ公開してもいいのかな〜?特に最初の汐見荘のおかみさんと最後のおばちゃんのシーンは最高だったんですけどねo(≧▽≦)o
フェイスブックで友達だけに公開するのも良いのですが、離島がらみなのでできれば離島好き、ないし与論島へ実際に行かれた方に見てもらいたいんですけどね〜。
まだちょっと方法が思いつきませんが、5月22日に放送されるものはかなりカットされていますので、どうにかしたいと思う次第です。
ちなみにこの鑑定団のために島に来ましたが、1泊2日の間はほとんど雨(;o;)。なにせ島に入った日が奄美地方の梅雨入りでしたからね。といっても雨が降ったのは鑑定団の収録の間と夜の内だけ。まぁそれ以外はほぼ曇っていましたが、鑑定団の翌日の午前中だけはどうにか晴れましたので、茶花市街から簡単に行けるウドノスビーチと茶花海岸だけは写真をいろいろ撮ってきました。
梅雨入りしても島は晴れることも多いので、あとはその瞬間を逃さないことですね^^v
とにもかくにも与論島で行われた「出張!なんでも鑑定団inヨロン島」は大成功(大盛況)に終わったと思います。ホント、予定をやりくりして実際に行って良かったです。ここ最近の中で最もヒットしたイベントだと思います。
もうこれで今年のGWは思い残すことは無い(笑)←嘘