
まだ北海道や東北では台風12号から変わった温帯低気圧の影響に加えて、台風13号の影響で激しい雨になっている場所もありますが、徐々にですが収まってくるとは思いますので、ようやく落ち着いた天気になって来そうです。
ホント、今回の台風12号から始まったこの荒れた天候は長かったですね。
でも今回の台風による荒れた天候は、台風の直接的な暴風雨によるものではなく、ほとんどが台風の東側や北側に送り込まれた湿った空気による豪雨。確かにニュースを見る限りも大きな被害が出た場所のほとんどが台風の中心ではなくその東側。
ある程度予測が出来るものだっただけに、この被害の大きさは残念でなりません。
でも1つの台風でこれほど犠牲者が出たのはここ最近は記憶にありません。しかも勢力がそれほど強くなかった台風で、強風による影響があまり無かったのにこの被害の大きさというのは珍しいかもしれません。一般的に台風による被害は豪雨よりも強風や突風によるものが多いので、今回の雨による被害が多かったというのは珍しいかも。しかも雨による影響は台風が過ぎた後も残るのでまだ油断は出来ないと思います。大量の雨水を含んだ山の斜面はしばらくの間は不安定になると思いますのでしばらくは注意が必要。
もちろんまだ台風として北上中の台風13号も注意が必要ですが、先の話のように台風が豪雨をもたらすのは中心の北側や東側なので、13号のように西側しかかからない場合は雨の心配はそれほど要らないと思いますが、いかんせん12号の残した雨雲があるかもしれませんので、その相互の干渉で今のような北海道や東北の豪雨になっているのかと思います。
なのでもうしばらくは局地的な豪雨には警戒が必要ですね。
もちろん先の話のように東北や北海道など直接的な影響を受けている地域以外でもこれまで降った雨の量がハンパじゃないので、地盤がゆるんでいる可能性がありますので要注意です。
ちなみに南の海上にあった気になる雲は今のところ発達はしていませんので、こちらはそれほど注意する必要は無いと思います。
ただこの時期はどうしてもこういった気になる雲が多くなり、今回の台風13号の落とし物もまだ南の海上に残っています。
今後も南の海上の雲はこのように気になる雲が発生しやすくなっていますので、適宜チェックしていきたいと思います。
それにしてもここ最近の沖縄は天気が良すぎ。ここまで来るとたまには雨も欲しくなりますね。でも沖縄の場合、雨が降っても気温はそれほど下がりませんし、逆に湿度がさらに上昇するのであまり雨は好ましくないんですけどね^^ゞ
幸い、8月初旬の台風によって本島北部にかなりの雨が降ったので水不足の心配は今のところ無いですが、この9月に台風で雨が降らないとその先の秋から冬にかけての沖縄はあまり雨が期待できませんので、そろそろ沖縄にも台風が欲しい頃かも?
といっても直撃は避けて、うまい具合に適度の雨が降る感じが望ましいんですけどね^^;
まぁ天気や気象だけはどうすることもできませんからね。