そういえば石垣島をじっくり回るのは久しぶり。去年も1周する機会はあったのですがずっと雨で行きたいところにも行けなかったので、そういう意味ではホントに久しぶりの石垣島行脚になりました。もちろん最北端まで行きましたし、崎枝半島もぐるりと回ってきたので、海岸線近くの道はほぼ走破したかと思います。反面、内陸の道は通らなかったのでそちらはちょっとチェックすることができませんでした。まぁ内陸に関しては前回の八重山で於茂登岳と野底マーペーの登山をして楽しみましたからね。なので今回は海側を中心に石垣島をくまなく回ってきました。
■石垣市街〜白保〜玉取先日アップしたように新石垣空港の工事が進んでいるのに驚きました。基本的にあまり変化がないエリアだっただけにあの工事はかなり目立っていました。ホントに予定通りに開港するか微妙ですが、それに合わせて作られる石垣市街から新空港までの道路工事も気になります。といってもその道路工事は新空港以上に計画が遅れていて開港には間に合わないらしいです。
あと玉取周辺で計画されていたリゾートホテル(低層)については全くその雰囲気もありませんでした。どうやら昨今の経済不況によって数多く計画されていた石垣島のリゾート計画はほとんどが進んでいないんでしょうね。
■玉取展望台石垣島をくまなく回るのは少なくなったものの、ここ玉取展望台にだけは必ず寄っていきます。ここからの景色はホントに最高ですからね。特に展望台まであがる遊歩道の道ばたに咲いているハイビスカスと周りの緑、そしてその先の海の色のコントラストが大好きです。
ちなみに玉取展望台は一般的には山側の駐車場側から行きますが、私は毎回バス停側から伸びている急な坂道を経由して下から行きます。今回はバイク移動だったので駐車場が無いこの下側からもアクセスできますからね。こっちだと階段を上るだけですぐに展望台まで行けますし、帰りも景色を眺めながら階段を下りていけるので最後まで楽しめますからね。
とりあえず玉取展望台には石垣島行脚の最初に行くことが多く、朝も早めの時間になるのであまり混み合った記憶がありません。でも正午前後は団体バスなどでかなり混み合うこともあるんでしょうね。
■伊原間〜明石〜平久保特に大きな変化はないかな?って思っていたら新しいお店を発見!その名へ「かーら家」。しかもあの「TORUMU」の隣り。驚きました。近くならまだしもモロ隣り。これって偶然なのか狙いなのかちょっと微妙なところ。あまり評判がよくないけど知名度が高いだけあってその隣りにあるだけである程度の集客は望めるのでしょうか?
でもここまで来れば明石まで行って、定番の明石食堂に行って欲しいですね。まぁ好き嫌いはあるお店ですが、某芸能人のお店よりは満足できると思いますけどね^^;
■平久保 そういえば平久保まで来たのは何年ぶりでしょうか?前に来たときはまだ駐車場右の山も登ることができましたからね。現在は「立入禁止」の看板が立てられていて登ることはできませんでしたが、まぁ他にも駐車場左の丘には登ることができましたので、まずはその丘から平久保崎の絶景を望みました。
やっぱり平久保は最高ですね。
個人的には灯台のある北側の景色も良いのですが、その反対側の南側の景色が好きなんです。一面の緑が見えてその先に青い海。時折流れる雲の影と心地よい風。平久保崎は岬ということもあいまって、常にその「風」を感じることができて良いですね。
結局、この久しぶりの平久保はこの丘にずっと登っていて、灯台の近くまでは行きませんでしたよ。それでも良い天気の時に来れたので大満足でした。
■伊原間〜野底〜米原伊原間からは米原方面へ。目的は野底にあるパン屋さん。しかし運悪く定休日(涙)。その後、米原にあるパン屋さんに行くもののこちらも定休日(涙)。結局食いっぱぐれてしまい、常に常備していたソイジョイで済ましてしまいました。沿線の食堂とかに入れば良いだけだったんですけど、どうしてもテイクアウトして食べたい場所があったのでこだわってしまいました。
それはさておきこのエリアに関しては新しいペンションがあったぐらいでそんなに大きな変化はなかったかな?でも驚いたのが以前「はんなとーら」という名前でやっていたお店が閉店して、今年からカレー屋「ガリラヤ湖」として再オープンしていたこと。建物はそのまま活用して。確かこの建物は売買不動産として売られていたので買い取られたのでしょうか?でも立地が他の集落から離れていて景色が特に開けている場所でもないので今後どうなるかは微妙かな?
■米原 米原といっても私は駐車場側ではなくキャンプ場側。相変わらず人気のキャンプ場なのでテントも多いです。しかし人が多ければマナーの悪い人も多く、大音量で音楽を流している輩がいて騒々しいったりゃありゃしませんでした。もう少し他の人のことも考えてそういうことは止めて欲しいものです。おかげで落ち着いて過ごすことができませんでしたよ。
キャンプ場やビーチ自体はそんなに変わっていませんでしたが1点だけ。管理棟があるキャンプ場入口すぐの所に「まるよし」という軽食・喫茶ができていました。でも建物はプレファブで簡易的なもの。正直、看板がなければそのまま素通りしてしまうところでした。すぐ近くの民宿の倉庫かと思いましたよ。
■山原相変わらずカフェだらけです。でもカフェ以外の建物が空き家になっているものが多くて気になりました。おそらく建物は造ったものの実際に住めなくなって手放そうとしているものが多いのかと思います。そういえば雑貨屋の「irumo」も空き店舗になっていましたが、こちらに関してはもう少し川平寄りの吉原に移転したみたいです。
結局残ったのはカフェと宿のみで、純粋に移住を目指した方でここに住み続けている人は少なく感じられました。売りに出されていないものも貸別荘としているものが多かったですしね。
■川平湾 使い勝手の悪かった川平公園の駐車場が広くなっていました。今まではバスの転回などにも使われ、駐車場として線引きもまともにされていなかったのでとても不便でしたので、この駐車場の整備は良かったのではないでしょうか?でも私はその駐車場は使ったことがないんですけどね。いつも別の入口から入って散策路経由で公園へ行きますので。
■底地エリア底地ビーチへは行き忘れました^^;っていうか行ったとしても折り返すだけなので今回はパス。その代わりにタバガーに行ってきました。観光化されていない穴場のビーチです。キレイでしたけどかなりの遠浅気味で素潜りの私にはちょっと物足りない感じ。でものんびりするには良い場所かもしれません。ちょうど川平湾からのボートが目の前を行き交うので変化があってよかったです。基本的に島の人の憩いの場所らしいのですが、泡盛やビールなどが散らかっていたのがちょっと残念でした。
■屋良部岳個別の小ネタとして書きましたが楽しかったです。気軽に登山できる感じで。でもその登山口は見過ごしちゃうことも多いと思いますので、無理して行かない方が良いかも?バイク移動で見落としちゃうほどなので車だとなおさらかと思いますので。ちなみにその登山口がある林道はかなり細くて、車同士がすれ違うのはちょっと大変かも?まぁ対向車は滅多にいないと思いますが、気軽に通る道でも無いかもしれません。しかも崎枝中側から行くと途中分かれ道があり、間違った方向へ行くと道が徐々に無くなっていきますので注意が必要かも?
■御神崎御神崎は何度も行っているものの、何故か晴れたのは初めて行ったときぐらい。その後は天気がいまいちか風がものすごい強いかで良いコンディションでなかなか望めませんでしたが、今回はばっちり。もちろん灯台の先の先まで行っちゃいましたし、ちょっと変わった場所にも行っちゃいました。詳細は内緒です^^;
とりあえず景色は相変わらず良いですね。特に今回は屋良部岳から見下ろしたあとに行ったので面白かったです。ここはこのまま変わらないで欲しいですね。平久保崎同様に。
■崎枝ビーチ 崎枝半島を一周して、その中でも数少ないビーチへも寄ってきました。しかしこの日は西からの波が高くて海は大荒れ。先客のダイバーが居ましたがみなさん海から上がっていました。私自身も泳ごうと思ったものの、波の高さもありましたが何より海がかなり濁っていたので断念。見るだけになってしまいました。
場所に関しては崎枝半島の海側の道で駐車スペースがある場所なので分かる人には分かるかな?御神崎まで行ったら石垣市街とは反対側へと進み、崎枝半島を南下するとその駐車スペースはあると思います。ちょうど屋良部岳からの出口と御神崎の間にある感じかと思います。間違っていなければ(GPSで確認した訳じゃないので)。
■パンナ岳(バンナ岳)相変わらず公園中央の展望台を巡る道は通行止めです。一体何年間通行止めのままなんでしょうか?しかも開通の目処は未だにたっていないようなので、展望台巡りを気軽にできないのが残念です。
今回はエメラルドの海が見える展望台意外にもパンナ岳東側の南の島の展望台や渡り鳥観察所も見ようと思いました。ただそれらを結ぶ道は相変わらず通行止め。かといって一般道を経由して行くとものすごい遠回り。
でもここでひらめき。公園内には周回する道があり、車やバイクの走行も可能なことを。公園の北側を半周する形でその道はあり、それを使えば一般道を経由せずにその東側まで行くことができるんです。途中に展望台があったり橋があったりして楽しみながら。ただしその道路は一般道ほど広くはないので車同士がすれ違うのはやや注意が必要ですが、バイク移動だと気楽でしたよ。しかし山全体が公園みたいなものなのでその東側まで行くのにも一苦労。結構遠かったです。でも反対側の張りぼて岩ゲートをくぐるとようやく東側の公園に到着。そのゲートの上を通っていけば南の島の展望台や渡り鳥観察所にもたどり着くことができました。
確か山の中の道は距離こそ短いもののものすごいアップダウンでバイクでもなかなか登ることができないほどだったと思いますので、もしかして今回の道の方が良かったのかもしれません。急がば回れという意味でも。
そして展望台。久しぶりです。岩の張りぼての「南の島の展望台」とさらに上にある野鳥のタマゴのオブジェのような「渡り鳥観察所」。まぁ同じような場所にあるので景色はそんなに変わらないので、より上にある「渡り鳥観察所」だけで良かったかもしれません。
そんなこんなで石垣島を久しぶりにくまなく一周しましたが、変化があった部分もさることながら久しぶりに行った場所も多かったので充実した1日でした。でも真夏の石垣島をバイク移動。長袖長ズボンに首にはタオルを巻いて手袋着用。完全防備で望んだので端から見たら真夏では考えられないような格好だったのかもしれませんね。そのおかげで1日中バイク移動だったのにも関わらず日焼けはほとんどしませんでしたからね。でもバイクで目的地に着くたびに脱いだり着たりが大変でしたよ。さすがにそのバイク移動の服装のままで川平などの観光地を散策するのは無理ですからね。
ちまみに特記しませんでしたが、石垣市街についてはお店の入れ替わりが相変わらず激しいですが、そんなに大きな変化はなかったかな?強いて言えば石垣港(大型フェリーが到着する港)の目の前に計画されていた「東横イン」が着工されていたこと。昔ならフェリーもあったので良かったのですが、現在は貨物船しか来ない港なのでそこにホテルを造って意味があるのか微妙ですが。離島桟橋や730交差点までも離れているし、なにより周辺は完全に倉庫街。閑散とした雰囲気なのでそんな場所の東横インがあっても・・・。立地的なマーケティングはきちんと考えている東横インだけに、この石垣島のものはちょっと疑問が多いような気がします。もともと東横インは本土へ行った際に使うことも多いですが、この石垣島のものは立地があまりに悪いので多分使わないような気がします。
とりあえず今回は石垣島を一通り満足いくまで回ることができたので、次回以降はその先の離島に専念できそうです。といいつつ、今回は竹富島・波照間島・鳩間島にも行っちゃったので残るは黒島と西表島かな?できれば久しぶりにパナリ(新城島)へも上陸したいですけどね。